22nd CENTURY GIRL
ガイド:
では、2009年10月にリリースされたデビュー・ミニアルバム『22ND CENTURY GIRL』について真面目にお伺いします。タイトルですが、やはりT-REXの「20th Century Boy」、Sigue Sigue Sputnikの「21st Century Boy」に続けという想いで付けたタイトルですよね。やはり、そのあたりが、risuちゃんのルーツなのかと。ご存知ないかも知れませんが、80年代の近未来テクノポップ・バンド、Filmsも「30th Century Boy」という曲を作りました。
ジャケ写から配信サイトへリンクできます。
22ND CENTURY GIRL |
02. SHALLOW BRAVE
03. FORTUNA***
04. ウルトラバードのテーマ
05. RISU IS YOUR GIRL FRIEND
06. NOT FOUND
07. WHAT I GET
08. YBMM
risu:
まさしく。グラム、パンク、経過して、ニューウェイヴ。がrisuのルーツです。実は、当初はSigue Sigueのタイトルから性別だけ変えて「21st Century Girl」に決めていたのですが、リリース直前にたまたま見たライヴで某エレクトロユニットが同タイトルの曲を演っていたので、「Sigue Sigue臭もT-REX臭もしないくせにナマイキな!ならば、こちとら、一世紀先にいってやる!」と思って『22ND CENTURY GIRL』に急遽変更しました。あ!そう!Films!ちょうど、最近知ったんですよ!BAR PLASTIC MODELっていうrisuの超お気に入りのニューウェイヴってか80s完全網羅のバーがあるんですがそこで教えてもらったばっかり!上には上がいたと! 22世紀ってちょっと謙虚過ぎました...(笑)。
risuライヴ(2009年10月) |
ガイド:
このアルバムの作詞・作曲・アレンジ・プログラミング・ギター・ヴォーカルは全てrisuちゃんがやったとか! もともと、一人で音楽を始められたのですか、それともバンド活動から?
risu:
音楽活動をまともにはじめたのは2年前のrisu始動の時からで、それは最初から一人ではじめたのですが、学生の頃は遊び程度でバンドでギターをやったこともあります。パワーコードしか弾かないパンクバンドと、シューゲイザーもどきバンドのサイドギターで1フレーズをディレイかけまくってひたすらループしてごまかす、とかしかやってこなかったので、まともにギターが弾けないまま今にいたります。弾いてますが。
ガイド:
トラック4と5を除いて、全て英語詞ですね。これはやはり語感的に英語で行きたいと・・・それとも、海外進出を前提に考えているからでしょうか?
risu:
海外進出はしたいですが、その為に英語じゃないといけないとは逆に全然思ってなくて、やっぱり、語感的なところでですね。英語の発音の方が自分の声のキュートさが出しやすいので英詞が多くなっていますが、日本語でもそれが出来ないか挑戦したいとは兼々思ってます。
ガイド:
2曲目の「SHALLOW BRAVE」、かっこいいです! 愁いのあるUK80年代ニューウェイヴの香りがぷんぷんします。
risu:
ありがとうございます!この曲1番人気でして。ニューロマ贔屓の人はもちろん、意外と今時のクラブっ子もこの曲がイイと言ってくれていて嬉しいです。