ニューアルバム『Dust』
ガイド:
では、日本では5月25日にリリースとなるソロとしては5作目となるアルバム『Dust』について伺いたいと思います。2008年の前作 『Sool』では、AGF がプロデューサーでしたが、本作ではNSIの Tobias Freund を共同プロデューサーと起用されました。彼に何を期待したのでしょうか?
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Dust |
02. Flashy Flashy
03. My Tree
04. Sun The Rain
05. Should We Go Home
06. Ever
07. You
08. Dream
09. Huibuh
10. Schlumi
Ellen:
彼のスタジオは私のアパートと同じ通りにあるの。とっても便利よ。それに彼は素敵なサウンドテイストとスキルを持っている、同時に私が欲しい音を聴いて理解してくれる。私は全てのヴォーカルを自宅で録音して、彼のスタジオへ持っていくの。そこで2人の共同作業が始まるの。このアルバムには私の人生の一部が詰まっている。繊細に表現されているわ。
例えば、自分の愛している友人や家族、そして恋人に手を握って貰える感覚とか、とってもシンプルで大切なこと。ただ手を握ってイージーに、ナイスにスムースに。自分の人生で語られるストーリーを歌ったの。ナイトライフとデイライフのバランス。
ガイド:
電子楽器以外の生楽器も使用されて、よりメロディアスになっていますね。フロアだけでなく、自宅でも聴くのにも向いているエレクトロニカの要素もありますね。
Ellen:
私は普通のダンスミュージックのアルバムを作る事が出来ないの。今までトライした事もないわ。今回のアルバムでは、友達がギター、クラリネット、ボンゴを演奏してくれたの。私の音楽的な感性は常に多次元的なもので、1つのジャンルに縛られたくないの。だって退屈しちゃうでしょ(笑)。EPシングルでダンストラックを制作するのは好きだけど、アルバムではもっと明確なストーリーとテーマが必要になるわ。
ガイド:
具体的に使った楽器は?
Ellen:
ギター、クラリネット、ボンゴ、フィールドレコーディング、ヴォーカル、シンセサイザー、アナログシーケンサーよ。
ガイド:
6曲目の「Ever」や8曲目の「Dream」がとても気に入りました。これらの曲を聴いていると、やはりドイツ的なものを感じました。
Ellen:
ありがとう。私もあの曲は大好きよ。でも私のお気に入りは全曲ね(笑)。「My Tree」「Flashy Flashy 」「Should We Go Home」「Rain The Sun」「The Hope」全部とっても大切な曲で、全てが繋がっているわ。