■V.A.『disco (not disco)』(2000年12月)
先生:
disco (not disco) |
◆元祖!変態ディスコ
研究生:
これって、あのディスコ大将Joey Negroが絡んでいたんですね。持っているのにまったく気づきませんでした(笑)。で、このシリーズは、僕もピックアップしようと思っていました。レフトフィールド系のルーツはどこにあるのかをしっかり位置づけたことで、シーンの拡大にひと役もふた役も買っていたと思います。ちなみに同じような主旨のコンピ盤で、Soul Jazz Recordリリースの『IN THE BEGINNING THERE WAS RHYTHMS』(2002年)もオススメです。ディスコパンクやディスコダブが持つノーウェイヴ感のルーツとして再評価され、現在ではカリスマ視されるArthur Russell作品の復刻も、この手のコンピ盤シリーズがヒットした流れがあったからこそかなと。
先生:
エレクトロクラッシュのルーツが、割とポップである意味下世話なエレクトロポップだったのに対して、こちらはディスコパンクのルーツですね。でも、意外とエレクトロクラッシュとディスコパンクは被っていたりするんですけどね。