テクノポップ/アーティストインタヴュー

tokyo pinsalocks~さらなるNW化(5ページ目)

tokyo pinsalocksは、豪華ゲストを迎えて8月19日発売の新作『Travelling Spoon』でさらなるニューウェイヴ化。ヒサヨさん、レイコさん、ナオコさん、3人のメンバーにインタヴュー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Travelling Spoon


ガイド:
ラストは福間さんによるリミックス・ヴァージョンも含めたアルバム・タイトル曲「Travelling Spoon」・・・まさにUK、USツアーなど世界を巡られたバンドの体験とも被るような気がします。ツアー中もいろんな場所を観られてきたのでしょうか?

レイコ:
いろんなところ観ましたね~。でも、歌詞に出てくる「ベトナム・タイ・中国」は一度も回ってない(笑)。

ナオコ:
これはね、願望込めました(笑)前作の最後の曲の「AIRPORT」で、ファーストクラスに乗りたいようなことを書いたら、その後乗る機会があったので、今回も書いたら叶うかなって。アジアツアー行きたいね!

ヒサヨ:
「旅は続く」ってのがポイントだよね。まだまだ旅の途中だよね。

DEVOの娘達


ガイド:
今回のリリースにあたって、DEVOのJerry Casaleさんが、「tokyo pinsalocksは空想上の我が娘達である」とコメントをされていますね。DEVOの娘達なんて、最高の賛辞です。DEVOのメンバーとは実際に面識はあるのでしょうか?

レイコ:
もう5年くらい前に、ボーカルのMarkの音楽制作会社「Mutato Muzika」で一緒に仕事している方と偶然日本で会ってライヴを見てもらって、すごく気に入ってもらったんですね。

そこから何度か来日して私達のライヴ見てくれたり、私達がUSツアー行った時も一緒について来てくれたり。で、去年の夏にサマソニでDEVOが来日した時に、AXの楽屋でメンバーさんを紹介してもらいました。

ヒサヨ:
大ステージを終えたばかりなのに、みなさんとっても優しかった!なんか本当にJerryは体も大きくて「お父さん!」みたいな気持ちでした(笑)。

ナオコ:
私が差し入れで渡した手作りのクッキーも、たくさん食べてくれて、MarkはCDに「もっとクッキー食べたいなぁ」と吹き出しつきのサインしてくれました。優しいね。
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