テクノポップ/近未来型アイドル

近未来対談~ニーハイガールAira Mitsuki(4ページ目)

10月29日に発売されたAira Mitsukiの10曲入りシングル『ロボットハニー』・・・今度のAiraちゃんはニーハイガーリー? けろっぐ博士を迎えてその秘密に迫ります。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Heartfull??

先生:
「Every night heartfull music song」ではハウス系のバラード。「heartfull」も「heartful」も英語ではないですが、これは確信犯でしょう。

博士:
「Darling Wondering Staring」を初め、このあたりがAira流テクノも骨頂だと言えます。 Airaヴォイスのオートチューンの効果を強く感じます。もともと生でも渋谷系でも通用しそうな魅力的な声質である点が、Airaが他のテクノポップ便乗組と一線を介する所です。 甘く引きずるAiraの声はオートチューンの音変化が顕著で、実にせつなく“泣けるロボットヴォイス”になってますよ。

西遊記

先生:
「SAZAE FUNKADELIC」のイントロ聞いていると、思い出しますよね、あの曲? 『GAME批評』でも同じこと話し合っていましたけど。

博士:
「おっ師匠さーん!」と言ってものっちでも深津絵里でもなくて夏目雅子ですか?

先生:
モンキーマジック!

博士:
いやいや、Perfumeの「Butterfly」が駆け上がりフレーズ部分にとどまっているのに対し、ポルタメントで引きずるシンセのフレーズと銅鑼までやっちゃいましたね!!

アレンジ的に問題のイントロ部分をつける必然性がほとんど無いです。リミックスにはその片鱗さえないですし。やはりわざとやってますね。というか「Butterflyがあの曲に似てるじゃん!!」みたいなアンチテーゼにも見えます。

先生:
“けろっぐ博士”がやりそうなことです。

博士:
そのうち私がまたなんかネタにするかもです。 中盤、中華っぽい展開も見せて、歌詞がかなりメンタル系なのがAiraちゃんぽい。

先生:
短期間でかなり面白い展開になってきましたね、Airaちゃん。このスピード感でガンガン行ってほしいです。本格的にクラブイベントにも参加するようなので、楽しみです。
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