テクノポップ/アーティストインタヴュー

MOTOCOMPOのDr.USUI登場

90年代末のネオ・ニューウェイヴから現れたバンド、MOTOCOMPOのメンバーでもあるDr.USUIがソロ作『Datajockey』をリリース! エレクトロ魂溢れる快心の作となっています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Datajockey

90年代末に日本ではネオ・ニューウェイヴというムーヴメントがありました。それは決して大きなブームにはなりませんでしたが、その後の世界のニューウェイヴ・リヴァイヴァルの先取りと言えましょう。その中から現れたバンドがMOTOCOMPO。今回は、MOTOCOMPOとしても活動するDr.USUIに初ソロ・アルバム『Datajockey』の発売に合わせて、登場いただきました。
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
Datajockey
01. Reboot Me, Reboot You
02. Where The Hell Is Heaven?
03. Speed Demon
04. The Bottom Of The World
05. Only A Devil Can Change My Heart
06. Southern Hospital
07. Will


MOTOCOMPOと言えば、CITY

ガイド:
Dr.USUI、本当にお久しぶりです。Dr.USUIからは、僕がまだPOP ACADEMYというテクノポップのサイトを始めたころ、約10年前ですかね・・・メールをもらった覚えがあります。Dr.USUIがMOTOCOMPOを始めた頃ですね。

Dr.USUI:
お久しぶりです。懐かしいですね~。

ガイド:
MOTOCOMPOって、MADNESSのCMで80年代を風靡したホンダCITYに収納できたバイクの名前ですよね。若かりし頃、CITYに乗っていた時期があったんですが、流石にMOTOCOMPOは持っていませんでした。でも、買っとくべきだったなぁと今頃後悔しています。

Dr.USUI:
活動当初は持ってる機材もしょぼいもので、ほんと気持ちだけでやってたんで、この名前を思いついたんです。誰も見向きもしないようなレトロ感とかがしっくり来て。あと、コンポとかステレオとかそう言った意味のある言葉を探していたというのもありますね。偶然ですが。。。

四方さんCITY乗っていたんですか~?MOTOCOMPOは、旧メンバーが所有してましたが、僕もMOTOCOMPO活動開始時にCITYカブリオレに乗っていました。ライヴの移動も必ずこれでやってたんですが、だんだん機材増えてきてトラ ンクには入りきらなくなっちゃたりして、時にオープン状態にして、機材に埋もれながらメンバー移動、、、なんてことを2~3年くらいやってましたね。懐かしいなぁ。

ガイド:
Dr.USUIのDr.とはどのあたりから来るんでしょうか?

Dr.USUI:
これもやはり初めてのデモテープを友人たちに聞かせ始めたころ、僕は大学院入ったばかりとかの時期だったんですが、誰からともなく「ドクター」とか「博士」とか呼んでくれるようになったので、次から自分のクレジットとして使い始めたんです。結局大学院は中退することになるんですが・・・(笑)。
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