テクノポップ/テクノポップ関連情報

オヤジトロニクスの青春(4ページ目)

爆笑対談の結果・・・オヤジトロニクスとは、強引で、味があって、壮大で、基本に忠実で、少年の心が分かって、でもオトナで、毒があって、切なくって、昔話が好きなオヤジ・テクノポッパー三人組。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

オヤジトロニクスは基本に忠実です

ガイド:
PVにもなっているオープニング曲「Nonstop of OYAJITRONICS」は、なかなか壮大なるメドレー構成になっていますね。「繰り返し 繰り返す」・・・最近似たフレーズの曲がありましたが、これはテクノの基本ですね。メンバー紹介がモロダー節だったり・・・これもテクノの基本。テクノポップの教科書のような曲です(笑)。

ウツミ:
似たフレーズありました?なんだろ?ポリリズムとか? mixiでのログを見返したら僕がこの歌詞をUPしたのが2007年06月04日22:54ですから・・・。じゃ、ウラPerfumeということで(笑)。

モリヤビッチ:
モスクワの月(ヴィサージ)って呼んでいた三人の多重コーラスは、スゴク良い味が出たよね。

ウツミ:
ぼくは基本をなぞることが好きなので、テクノポップの教科書のようなとは、うれしいですね。

オヤジトロニクスは少年の気持ちが分かる

ガイド:
モロダー風のタイトルの「フロム・ヒア・トゥ・池田んチ」、何の事を歌っているのかと・・・よく聴いてみると、童貞少年の衝撃映像体験! これは池田君も含めて、実体験ですか?

クローリアン:
高校生のときの実体験です! 池田くんというのは仮名ですが。
ただ「見終わったら帰った帰った!」と、早々に追い立てられるように帰らされたので実体験でありながら夢の中の出来事のようでもあります。20年以上前のことですし・・。

モリヤビッチ:
そんな、当時のクローリアン少年の気持ちになりきって私が歌いました。

クローリアン:
セリフだけお願いしたつもりが、全部歌ってくれました(笑)。
でも、とても面白かったので当初はボーコーダーで全部歌うつもりだったのを急遽、モリヤビッチさんのボーカルに差し替えて見たんですが、結果的にバンドマジックというか、 ボーカルパートを変えることで、こんなに曲の雰囲気が変わるんだということを体感したのは良い経験でした。

オヤジトロニクスはオトナです

ガイド:
「旧日本電子的民族舞踏」・・・教授寄りのYMO風中華テクノって感じでなんか泣けてきますね。あえて、今風にしないというポリシーを感じます。

ウツミ:
デジタルス系な語呂合わせタイトル&オマージュがありますよね。

モリヤビッチ:
『千のナイフ』のアルバムに強い影響を受けたテクノ少年が作った曲・・みたいなコンセプトです。まあ、YMO少年が一度は通る道というか。あえて、四十路のオヤジがあの頃に帰って作ってみたという感じかな。MS-20で作ったベースの音色が個人的に気に入ってます。

ウツミ:
長い曲なんで、もう少しメリハリをつけた方が良いかなと思ってドイツ語のスピーチ機能がついた翻訳機のボイスをモリヤビッチさんに渡したんですが・・・

モリヤビッチ:
その意図がわからず、さらにイントロダクションを作り、そこにドイツ語ボイスを入れてしまったという(笑)。だから、ウツミさんの思いとは逆にさらに長くなってしまった(笑)。

クローリアン:
でもこの曲はこれ位の長さが必要だと思う。

ウツミ:
僕もオトナで、かつ最年少なので不満はあっても言わないです(笑)。
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