テクノポップ/近未来型アイドル

近未来対談~名古屋嬢☆平田香織(4ページ目)

けろっぐ博士との近未来対談第3弾! モデル出身名古屋嬢、都市型刹那系デジタルポップ・ミュータント・平田香織を研究。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ブラス音

先生:
作曲・編曲は、vin-PRADというユニットで活動している新井健史という人ですね。愛内里菜とかにも楽曲を提供していますね。きれいに纏めている印象はありますが、Perfumeの曲が如何に攻撃的であるかが分かりますね。

博士:
Perfumeのサウンドはちょっと懐かしいテクノサウンドと呼ばれますが、時代的には1984年までのサウンドなんです。DX-7の登場で当時のシンセサウンドは劇的に変化し、シモンズと合わせて安っぽいペラペラの打ち込みうサウンドが一世を風靡します。

その傾向が徐々に洗練し始める1990年前後のサウンドと言えるでしょうね。シンセが、あえてテクノとしてではなく“打ち込み系”として通常のポップスのジャンルとして市民権を得る時代です。アナログとデジタルシンセをブレンドして厚みのあるブラス音を出すのが流行った頃のシンセ音ですね。やはり、ビートは16でサビや間奏で転調する小室サウンドからの流れを汲むメロディーライン。最近中田サウンドばかり聞いていたので、逆にちょっとほっとする様なオーソドックスな感じがします。

先生:
イメージとしては、和製カイリー・ミノーグを目指していた片瀬那奈とかと多少は被りますね。僕は応援していたんですけどね、いまいち売れませんでしたね。もう、歌手活動はやめちゃったみたいだし。モデルさんの場合、お人形さん的な感じだけになってしまう危惧がありますね。博士、勝手なアドバイスをしてあげてください。

博士:
逆にお人形さんに徹してみてください!! 思いっきりカワイイ服で名古屋嬢のアイコンになってほしいです。そしたら私がコピーしてイベントで着ますので!!
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