テクノポップ/フューチャーポップ

Perfume対談~ビジネスモデル研究(2ページ目)

今回は、結構真面目にPerfumeのビジネスモデルを研究したいと思います。博士も意外と真面目です。つまり、Perfumeはこだわりのあるラーメン屋であるべし。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ラーメン屋開店

先生:
なんか、いつもより博士、キャラがさわやかで不自然ですよ。「マカロニ」の聴きすぎ? まぁ、いいか。

このラーメン屋さんはとても志が高いラーメン屋さんでした。小さい時からラーメンが好きで、ラーメン屋での修行にも耐えて、2002年にやっと自分の店を広島に構えたんです。店の名前は芳香軒。

博士:
まるで、広島アクターズスクールで修行したご当地アイドル時代のぱふゅ~むのようですね。

先生:
しかし、ラーメン業界は競争が激しく、そんなに甘くはないのです。最初の一年はまだラーメンは無難においしいとは言えるが、個性に欠ける味。お客さんの数もなんとかやっていける程度でした。もちろん、宣伝にかけるお金はほとんどありません。

博士:
一見それらしくは作っているものの、そのとき流行ってたほかのチェーンの装丁や広告キャラクターを流用したみたいな感じですね~かえってパチもの臭い感じがします。

ラーメンの神登場

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
Fan Service~Prima Box~
先生:
パチもの研究家の僕たちとしてはそれはそれで面白いのですが・・・
しかし、二年目の2003年にラーメン屋さんに大きな転機が訪れるのです。後にラーメンの神と呼ばれる人に出会うのです。そして、秘伝のスープを伝授されるのです。お陰で徐々に一部のラーメンマニアと呼ばれる人たちから注目されはじめます。東京からも二人のラーメンマニアがわざわざ食べに来てくれていました。でも、まだまだ知名度は在りません。

博士:
ラーメン界のサブカルのような人たちがまずファンになる。

先生:
一時は気の迷いでラーメンの秘伝のスープ以外のものにも挑戦しましたが、ラーメン屋さんはこれは自分の作りたい味ではないと反省します。

博士:
例のミソ味にあんこを入れてしまった金時ラーメン(同じ店名のラーメン屋がありますが、違います)ですね! 甘ければ若者に受けると思ったのが安直でした。 しかし、まるで「アキハラブ」みたいですね。
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