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プノンペンモデル再開(2ページ目)

結成のエピソードからして予測不可能なバンド、プノンペンモデル。そんな彼らが突然、『General Midge』をリリース。黒色すみれとのプノンペン式コラボにも注目!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

プノンペンモデル発進

ガイド:
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
そういう過程で出来たプノンペンモデルですが、デビュー・アルバム『Desk Top Hard Lock 』(1994年)まで製作するのは、予定の行動ではなかったのでしょうか?

ことぶき光:
そもそも自分らのコピー大会に出るってことが常軌を逸した行為ですし、ましてや2回目のライヴをやるとか、アルバムなんて、そこまで予定して行動できる人間なら音楽やってないハズです。
予定の行動が出来るのは心理学者の特権であり、心理学とは世論調査のことですから、予測出来るのは電話アンケートのバイトちゃんだけのハズ。

ガイド:
Patchworks
セカンド・アルバム『Patchworks』(1998年)は、文字通り切り貼り感覚で出来上がった作品ですね。アヴァンギャルド・ポエトリー・テクノみたいな・・・このような作風に至ったのは、三人の個性のぶつかり合いの結果なのでしょうか?

ことぶき光:
その頃は僕だけ北海道に住んでたので、切り貼り以外に方法が無かったってことです。今さらMIDIデータのやり取りもないだろって思ってましたし、かといって、送られてくるデータは2MIX若しくはモノ音源。とにかく、Lo-Fi状況ぢゃなきゃ創れない音楽ってのがあるわけで、作る方にも勿論、聞く方にもどっちにも旬ってのがあると。時代に感謝、みたいな。
ことぶき

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