Acoustic Movement
韓国というと古くは演歌、ポンチャック、最近ではヒップホップというイメージですが、oldfishはネオアコと渋谷系の延長線上に現れたフォークトロニカ。アコースティックとエレクトロニックの微妙なバランス、さしずめハートがあるロボットみたいなポップです。7月25日にリリースの『Acoustic Movement』の発売を記念してoldfishことSODAさんに再度登場して頂きました。amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
Acoustic Movement |
02. Radio / ラジオ
03. Movement / ムーブメント
04. Way to Home / ウェイ・トゥー・ホーム
05. Poor Boy Walker / 気弱な僕
06. Go Together / 一緒に行こう
07. H4 / エイチ・フォー
08. Chow Chow / チャウチャウ
09. Stay / ステイ
10. Please, Keep Your Seats / プリーズ・キープ・ユア・シーツ
11. Half Pair of Shoes / 片方のシューズ
12. Way Back Home / ウェイ・バック・ホーム
13. 青春ロマンス / Young Romance (日韓語バージョン)
14. トゥトゥトゥ / Dot Dot Dot(日本語バージョン)
◆MySpace: oldfish
インディー・チャート1位
ガイド:SODAさん、お久しぶりです。『room.ing』に続く、日本でのセカンド・アルバムとなる『Acoustic Movement』の発売、おめでとうございます。この『Acoustic Movement』は、本国韓国では今年の初めのリリースだったのですよね。韓国では、インディー・チャート1位を獲得したとの事ですが、具体的にどのような反響がありましたか?
oldfish:
そうですね(笑)。特に変わったことはないのですが、このインディー・チャートは韓国のMBC FMラジオ「シン・ヘチョルのゴーストネーション」という番組で毎週選定するインディー・チャートで、韓国にいるoldfishファンの皆さんにはとても特別で気持ちの良いことでした。私にとってもそうだったんです^^ 日本でも多くの人に聴いてもらえたらうれしいです。
アコースティックとエレクトロニックの調和
ガイド:タイトルから、純粋にアコースティックなサウンドなのかと思ったのですが、エレクトロニックな要素も同じくらい強いですね。あえてタイトルを『Acoustic Movement』とした理由は?
oldfish:
私はダンスが苦手なんです。だけど楽しい音楽を聴けば時々心でダンスをしています。そんな人たちは、結構多くいないでしょうか? アコースティックサウンドの音楽も同様です。MOVEMENTは美術で使われる意味を持ってきました。アコーステック音楽の新しい動き、身振り、躍動感、、、それで『Acoustic Movement』です。
ガイド:
前回、Kings Of Convenienceを比喩に使いましたが、Kings Of Convenienceのアーランド・オイエのソロ・アルバム『Unrest』のような質感を感じました。このアコースティックとエレクトロニックのバランス感というのは、試行錯誤の結果なのでしょうか?
oldfish:
ファーストアルバム『room.ing』からアコーステックギターとエレクトロニックサウンドの調和を考えていました。今回『Acoustic Movement』を通じて、私の意図と oldfishだけのサウンドを捜せたと思います。アーランド・オイエのソロアルバム『Unrest』は聴いて見ましたが、好きな感じでした。