買取基準

ガイド:
中古レコードも扱っておられますが、MECANOとしてこれは買取できる、できないという基準は? One & Only的なレコード屋としては悩ましい所だと思いますが・・・ 今まで、持ってこられて困ったレコードとかはどんなものでしょうか?

メカノ:
中古は新品より取り扱いジャンルは緩いですよ。わざわざメカノまで売りに来られるお客さんの趣味なら大抵はOKです。CDでも本でもグッズでも感謝して買い取らせて頂きます。まあ価格は世の流れに逆らえませんから強弱ありますが。このAll About読んでいる方の趣味だったらおおむね大丈夫だと思います。知識の無い店よりは確実に評価して高めに買い取ります。

別に困りはしないのですが、ブロードウェイという中古屋の多い場所柄、メカノを知らないお客さんが飛び込みでジャンル外を持ち込まれるケースは多いです。松田聖子のシングルとかカーペンターズのLPとか。丁重に他店を紹介しています。中古市場は今やアナログとVHSはコレクターズ・アイテム以外はキビシイ状況ですね。

客層は?

ガイド:
お客さんはどのような世代の人が多いのですか? 10代、20代の人たちも結構いたらいいなーと思うんですけど。

メカノ:
10代はさすがに少ないです。今の世の中ローティーンはTVから垂れ流されるJ-POPと簡単なロックに包囲されていますから。高校生くらいで意識してまともなロックや演奏を聴いたとしても、メカノのラインナップはその先ですからね。でも最近の洋楽や邦楽の新譜がつまらなくて、メカノに面白いものを捜しに来てくれる20代のお客さんって結構いるんですよ。彼等には是非良いアドバイスをしてあげたいです。まあ私の趣味を押し付けているのかもしれませんが、それを聴くなら最初はこっちが良いよ、とかね。勿論三十代、四十代の知識のあるお客さんも多いです。そういった常連のご希望に答えるべく、今でもラインナップは常にメンテしています。

ガイド:
外国人のお客さんも来られるみたいですが、彼らの反応がいい日本人アーティストとかは?

メカノ:
ドイツ人、イギリス人、フランス人、オーストリア人、かなり色々来店なさいますね。ウケは抜群に良いです。私は海外のレコ屋も結構知っていますが、こんな店はありませんから(笑)。先日もなんとかというフェスに出演した、という刺青メタル・バンドご一行が来店されて、DEVOの中古盤やチップチューンのインディCDとかバカ買いしていきました。彼等はやはり極端な、個性のあるものが好きですね。開店以来一番外国人に売れたのはSoyuzの『Bulk06』です。かけてると必ずこれは何だ?と訊かれました。