New Musikの再来、Nasa
The Bird |
Nasaは僕の一押しスウェーデッシュ・テクノポップなんですが、出会いは・・・
アメリカにLexicon Magazineというニューウェイヴ~シンセポップを専門とした雑誌があって、時々一緒にCDサンプラーが付いてきました。そのサンプラーに収録されていたNasaの「Back To The Square One」という曲を聴いて、完全にノックアウトされました。タイトルからも想像できる、ヴォコーダーとシンセを駆使した懐かしい未来的(レトロ・フューチャー)超ポップ・チューン。
Remembering The Future |
Nasaというバンド名をそれまで聞いたことがなかった僕は、てっきり90年代以降に現れたネオ・シンセポップ系の若い人達だと思っていました。新しいバンドにしては、円熟味のある凄く練られたサウンドを構築できる凄い奴らだ。New Musikのサード・アルバム『WARP』の2000年版と言っても誉めたり無い、マスターピース。聴いたテクノ好き仲間が、全て絶賛しました。
Nexterday |
Back To Square One |
Echoes Down The Hall |
Musik |
二人とも、90年代はNasaとして主だった活動をしていませんでしたが、Partikはコマソン関係の仕事をしており、その間に蓄積したソングライティングの向上が11年のブランクを経て一気に爆発したようです。小ヒットですが、Amazon.comでは一時、Emerging Dance & DJ General Chartにて2月に1位を獲得しました。
◆Nasa - In The Mist Of Time
では、次回は現在のスウェーデンのエレクトロ・シーンへと。