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8bit Projectのチュップチューン・カヴァー(2ページ目)

YMOのカヴァーも3曲! 大塚愛もKing Crimsonも! 全17曲のチップチューン・カヴァーに挑戦した8bit Projectの伊藤俊治さん(元Mansfield)にインタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

選曲のポイント

――今回、O-ZONEや大塚愛などによるお茶の間のヒット曲からYMOまで幅広くカヴァーされていますが、選曲のポイントは?

実は4人のメンバーの他に「第五の裏メンバー」的な、グリショKID氏という人物がおりまして、彼はセーラームーンでいうとタキシード仮面、水戸黄門でいうと弥七のような8bit Projectを影から支えてくれる頼れるアニキ的存在です。そんな彼と世情や若者の動向などを鑑み、FM-7やパピコンで分析し弾き出されたのがこの選曲という訳です。

――E..L.O.の「トワイライト」は、「電車男」で再評価で理解できたのですが、King Crimsonの「21世紀のスキッツォイド・マン」は、完全に意表をつかれました。キンクリ・マニアの方でもいたのでしょうか?

実は私は音楽的にはかなり雑食性でして、所有のiPodには岡田有希子やMoondogやGabby Pahinuiや前田憲男やSUN・RA等が違和感なく同居しておりますが、特に今回はあえてデジタルなテンポ感から一番遠い曲をやってみたい、という求道者的な気持ちで取り上げてみました。東海林君打ち込みによる入魂のインプロヴィゼーションほぼ完コピが最大のポイントです。これは傑作ですよ!濃密な7分13秒です。

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――現在のチップチューン・サウンドを作っていくにあたって、どのような点に特に配慮されたのでしょうか?

例えば、「8bit原理主義」的に数字打ち込みによる完全シュミレートというのも可能ですが、今回はそんな無粋なことはせずにフィーリング重視でいくことにしました。特に、あたかも架空のゲームをプレイしているかのように感じさせる演出には気を配りました。その点が他のチップチューン・サウンドと一線を画している点だと思います。あとはやはり細かなこだわりですかね。ORANGE RANGEの曲にカウンターメロ的に沖縄民謡を入れたり、倖田來未の曲にBEAT ITのベースライン風のを入れたり等、さりげないおしゃれをしています。その他、「わかる人にはわかる」 仕掛け満載です。ぜひ探してみてください。
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