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8bit Projectのチュップチューン・カヴァー(3ページ目)

YMOのカヴァーも3曲! 大塚愛もKing Crimsonも! 全17曲のチップチューン・カヴァーに挑戦した8bit Projectの伊藤俊治さん(元Mansfield)にインタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

YMOのカヴァーは3曲!

――YMOがボーナス・トラックとして2曲あるのは、「ライディーン」をやったら、やはりもっとやりたくなったとか・・・でしょうか?

ご指摘の通り、ホントはもっともっとやりたいです(笑)。YMOのみのアルバムも出したいくらい。特に1stからテクノデリックまではすべて8bit化してみたいですね。

――第4のYMOメンバーと呼ばれた松武秀樹さんもスペシャルゲストとして参加されていますが、やはりYMO曲に関わられたのでしょうか?

その通りです。松武さんにはYMOの「サーカスのテーマ」にご参加いただきました。前半が松武さんのトラック、後半が8bit Project仕様という夢のコラボ(笑)です。 当たり前ですが、松武さんのサウンドは素晴らしいです!「本物の音」がします。この曲自体、チップチューンの直系の祖先といってもよいのではないでしょうか。

――伊藤さんの場合、YMOはどのような影響を与えたのでしょうか?

その時代の私はヘンタイよいこ新聞を読み、サウンドールやキープルを読み、休日は愛機・SH-101で終日ピコピコしていたような子供でした。残念ながらテクノカットはできませんでしたが(校則により坊主)。愛用ラジカセの東芝ボンビートの内臓マイクで夜のヒットスタジオに出演しているYMOの音を録音したりしてましたね。 また、ネオアカ系の小難しい本を読んで知ったかぶりをしていたイヤなガキでした(でも坊主)。そんな風に人生を狂わされた存在です(笑)。

――ジャケは、某ドイツのテクノポップ・バンドへのオマージュですね(笑)。

なるほど、いわれてみれば確かに多少似てますね。まあしかしこれは同じテクノを志すもの同士の時代を超えたシンクロニシティなのではないでしょうか(・・・ということでひとつ・・・笑)。

某ドイツのテクノポップ・バンドといえば、数年前、来日公演で機材トラブルに見舞われ、15分ほどステージ上で困ってるメンバーの姿を目撃することができてほのぼのした記憶があります(笑)。

――今回の8bit Projectに絡むライヴやイヴェントは有り得るのでしょうか? 8bit Project以外でも結構ですので、今後の活動への抱負などあれば、ぜひ教えてください。

アルバムが完成したばかりですが、現在もしっぽり生産中です。ケータイサイト(DoCoMo/au)の「i-MUSIC」というサイトで配信中ですので、ぜひ聴いてみてください。 この場合、着信音にも設定できます。これが結構イイ感じなんです。ライバルに差をつけてクラスの人気者になれますよ!! ライヴやイヴェントは要請があれば考えてみたいですね。やはり某ドイツのテクノポップ・バンド風に、ノートパソコン中心のシステムになるとは思いますが。あの電卓貸してもらえませんかね?

――ご協力ありがとうございました。

ハッチャンblog (8bit Project HPとして制作中・・・)
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