エレクトリックラヴ登場

――デビュー・アルバム『エレクトリックラヴ登場』は近未来的愛情に溢れる物語的コンセプト・アルバムですね。バグルズの『The Age Of Plastic』やフィルムスの『Misprint』などの系譜上にいる気がします。デジタル・ラヴ(はい、ダフト・パンクです)な曲が多くって、もうゾクっとしました。最初からコンセプトが決まっていて、それで曲を作り上げたのですか? それともストックしていた曲を集めていくとそうなったのでしょうか?

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エレクトリックラヴ登場
01. intro
02. Miracle & Mystery(真夜中のミラクル)
03. Static Love(つめたい愛)
04. Rely on U(あなたを見つめてる)
05. L.A.B.O.(L.A.B.O.)
06. Dr.Vogue(ヴォーグ博士の野望)
07. interlude
08. Body Changes(変身)
09. Invaders(インベーダー・ゲーム)
10. Hack Trick(システムの破壊者)
11. Countdown(カウントダウン)
12. Don't Forget Your Love(愛を忘れないで)
13. outro
[Bonus Track]
14. Miracle & Mystery(Spring Mix)


基本的にはコンセプトやイメージが先にありました。それを表現するための楽曲であり、リズムであり、旋律であり、音色であるという考えです。あくまで今のところはですけどね。今後もしばらくこの方向で進めていくつもりです。

――エレクトリックラヴは妥協しないという気持ちが伝わる作品です。あくまでもロボ声で通すし、あくまでも80年代を恥ずかしいところも含めてオマージュしているし、超キャッチーな「Static Love」のギターのフレーズなんか80年代の激震が走り、転げ落ちそうになりました。うーん、でも3人は80年代リアルタイムではないですよね。リアルタイムのオジサンとしては、不思議です。

リアルタイムではありませんね~。私はNEW ORDERが好きでハマりました。

教授田はもっとブラックよりの音楽が好きで、80年代のファンクやエレクトロが好きです。

南ナツコはどちらかというとゲームサウンドが好きみたいですね。以前サンプリングなどをして曲作りもしていましたし。

なぜか好きなんですよね、80年代が…。あの時代のいろいろな部分に惹かれます。それから、ダフトパンクの存在が私たちの中では非常に大きいです。80年代その他の音を継承しつつ、新しい音を生み出した彼らは大変な衝撃でした。

――エレクトリックラヴはウルトラポップですが、聴いていると邦楽的要素が良い意味で希薄ですね。バグルズやクラフトワークやウルトラヴォックスの面影はあっても、邦楽とは決別していると言いましょうか・・・ 

今まで聴いてきた音楽が洋楽ばかりだったので、自然とそちら側のサウンドになってしまいますね。私たちは基本的に「音」で語りたいのです。音楽をやっているのならば、「音」で語りたい。歌詞で全て話してしまって、音がそれを盛りたてるオプションであってはならないのです。あくまで音が先なんです、TELの場合はですが。