normal pop?デビュー!
――前回のインタヴューで予告をされていましたが、ついにデビュー・アルバム『pose』のリリースとなりましたね。同時にT4Pからの最初の新人アーティストですね。ご感想を聞かせてください。amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
pose |
02. elle
03. 頭の悪い女の子
04. さ・く・ら・カラー
05. いじわる
06. Electric Candy Rock
07. 終わりのテーマ
08. 人でなしの恋
09. 春の惑星
10. いつか笑える日
本田:当初はネットでチマチマ販売しようと考えていたので、このような形でリリース出来る事になって大変嬉しく思っています。小林さんと細江さんにはこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。ただ、僕らみたいなタイプのグループが一番最初で大丈夫なのか?という気もしますが(笑)。
――アルバムはお二人でどのように仕上げていったのですか? 意見が分かれたとかはなかったのですか? normal pop?は匿名性が高いので、なかなかお二人の共同作業の様子が想像できません。
本田:今回の場合、曲順は殆ど出来上がった順番ですね。曲が出来上がるまでの作業は殆ど分業制と言ってもいいと思うのですが、途中経過は割と頻繁に聴いてもらって、意見を訊くようにしてます。特にコード進行等は、僕は理論的な事は全くのド素人なんで、しょっちゅうチェックしてもらってます。
伊藤:チェックと言うほどのことはしてませんが(笑)。本田さんの方で、タイトルも含めてコンセプト的なものが割としっかりあるみたいなので、聞いて、それに沿った歌詞を乗せます。・・ホント分業ですね。
本田:と言いつつも、そのコンセプト的な部分でのやりとりが結構重要でして、上手く言えないんですが実はかなりバンドっぽいと思います。
――以前、直接頂いたサンプラーの曲が前半に入っていますが、今回のアルバムでは微妙に変わっていますね。
本田:前半に収録している曲は随分前に作った曲なのですが、その頃は今よりずっとイージーな作り方をしていたんで、今になって「ああしておけば良かった」みたいなことがいくつか出来てしまったんで、それをやってみました。と、言ってもホントにちょっとだけなんですけど。あと、僕は大滝詠一が好きなんですが、あの人はリリースし直すたび微妙な手を加えるんですけど、それの影響もちょっとだけあるかもしれません。