テクノポップ/テクノポップ基礎知識

ロボポップ I(3ページ目)

テクノポップとロボットとの親密な関係・・・ロボットから見えてくるテクノポップの本質。ロボジャケ、ロボダンス、ロボ声、ロボポップ。ドモアリガト・・・ミスター・ロボト

四方 宏明

四方 宏明

テクノポップ ガイド

テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。

...続きを読む

日本のロボット

PLASTICS ORIGATO25
思い出すのは、デビュー・アルバム『Welcome Plastics』(1980年)に収録のプラスチックスの「Robot」。「Robot」もそうですが、彼らの楽曲は英語で歌われています。でも、洋楽を聴いている感じはしないのですね。リズムボックスがやけに目立つテクノパンクに乗った中学生でもわかりそうな日本人らしい英語が、キッチュな魅力を生み出していたと思います。なお、「Robot ('79 UK Version)」をボーナスに含んだベスト・アルバム『PLASTICS ORIGATO25』(2005年)も、リリースされています。

ライディーンはロボット?

ライディーン
YMOによるロボットをテーマにした曲・・・直ぐには思いつかなかったですが、あの『ライディーン』(1979年)はロボポップに認定してもいいと考えます。ジャケは如何にも和風ロボット。命名は細野晴臣ですが、70年代の超合金ロボット・アニメ「勇者ライディーン」からとられたとの話からも妥当な結論でしょう。

テクテクマミー

テクテクマミー
「レゲエ歌謡対談」にも出てきたE.S. ISLANDです。じゅんとネネの高橋早苗(ネネ)がいた伝説のテクノポップ・バンドです。NHK「みんなのうた」にもなった「テクテクマミー」は、細野晴臣が監修(実際何をしたんだろー)しました。マミーはとてもテクノなんです。ジャケに写っているのはマミーなのか、使用人ロボットなのか?

ロボポップは続きます。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonでテクノポップ関連の商品をチェック!楽天市場でテクノポップの CD・DVD をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます