テクノポップ/テクノポップ基礎知識

ロボポップ I(3ページ目)

テクノポップとロボットとの親密な関係・・・ロボットから見えてくるテクノポップの本質。ロボジャケ、ロボダンス、ロボ声、ロボポップ。ドモアリガト・・・ミスター・ロボト

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

日本のロボット

PLASTICS ORIGATO25
思い出すのは、デビュー・アルバム『Welcome Plastics』(1980年)に収録のプラスチックスの「Robot」。「Robot」もそうですが、彼らの楽曲は英語で歌われています。でも、洋楽を聴いている感じはしないのですね。リズムボックスがやけに目立つテクノパンクに乗った中学生でもわかりそうな日本人らしい英語が、キッチュな魅力を生み出していたと思います。なお、「Robot ('79 UK Version)」をボーナスに含んだベスト・アルバム『PLASTICS ORIGATO25』(2005年)も、リリースされています。

ライディーンはロボット?

ライディーン
YMOによるロボットをテーマにした曲・・・直ぐには思いつかなかったですが、あの『ライディーン』(1979年)はロボポップに認定してもいいと考えます。ジャケは如何にも和風ロボット。命名は細野晴臣ですが、70年代の超合金ロボット・アニメ「勇者ライディーン」からとられたとの話からも妥当な結論でしょう。

テクテクマミー

テクテクマミー
「レゲエ歌謡対談」にも出てきたE.S. ISLANDです。じゅんとネネの高橋早苗(ネネ)がいた伝説のテクノポップ・バンドです。NHK「みんなのうた」にもなった「テクテクマミー」は、細野晴臣が監修(実際何をしたんだろー)しました。マミーはとてもテクノなんです。ジャケに写っているのはマミーなのか、使用人ロボットなのか?

ロボポップは続きます。
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