セレブなプレイリスト

昔ならマイ・テープ

「プレイリスト」って聞いたことある人も多いのでは？ 別に僕のスポンサーはAppleではありませんが、Appleの公式ページにあるとおり、iTunesで“読み込んだ曲を自由に組み合わせて、好みの曲順で再生できる”のが「プレイリスト」です。この何気ない機能が素晴らしい。10年以上前なら、「マイ・テープ」と称して自分の好きな曲を集めて、こつこつとテープを作成していた訳ですが、今はデジタルに出来てしまうのですね。

◆アップル - iTunes - プレイリストの作成

プレイリスト現象

プレイリストがデジタルに且つネット上でも公表されたり、共有されたりする事で、世の中で変化が起こっています。「プレイリスト」に関しては、こんな新しい現象も！

プレイリストイズム（Playlistism）・・・「Racism」というと人種差別、「Sexism」は性差別ですが、「Playlistism」はiTunesに作ったプレイリストから音楽的趣向に基づく差別です。人のプレイリストを見て、「そんなダサいのばかり聴いている」とか言う事です。

プレイリスト不安症・・・マジでアメリカの研究者が論文発表をしたそうですが、プレイリストの公開がまねく不安症です。確かに照れくさいですね、プレイリストを晒すのは。

セレブなプレイリスト

米国のiTMS (iTunes Music Store）では、セレブリティ・プレイリスト（Celebrity Playlists）が公開されています。ミュージシャンが多いですが、俳優やその他著名人がプレイリストをコメント入りで世間に公表しております。これは、覗きたくなりますね。ミュージシャンでは、坂本龍一、シザー・シスターズ、ウィヤード・アル・ヤンコビックなどなど。日本のiTMSでもぜひやって欲しいですね。