念力家族の反響

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――『念力家族』以来のインタヴューとなりますが、インタヴュー時点では初版『念力家族』はネット販売のみでしたが、それ以降初版完売、再版となり、素晴らしい反響だったようですね。

おかげさまでありがとうございます。四方さんのAll Aboutインタヴューを読んで買ってくださった方も多いみたいなので、感謝しております。あと、大きかったのは、唐沢俊一さん、皆神龍太郎さん、岡田斗司夫さんら「と学会」の方達があちこちのメディアで取り上げてくださったことです。歌集としては異例のヒットを記録したとのことで、ありがたいです。

念力姫の秘密

――先ずは今年3月に発売となった『念力姫』についてお伺いしましょう。前回は歌集でしたが、今回は短歌を中心にするものの、若き日の笹さんによる「17歳の詩集」や「宇宙ヤング作詞集」なども収録したある意味集大成的内容ですね。

『念力姫』は、第二歌集の原稿をまとめた直後に来た話だったので、短歌が手元にあまりなかったということもあり、バラエティ作品集にしようということになりました。担当編集者が好きなようにやらせてくださるということだったので、この際、普通なら本に入れられないような作品を入れてみようと思い、高校時代に書いたポエムなどもドサクサにまぎれて入れさせて頂きました。実は20歳の頃に書いた小説も入れる予定だったのですが、推薦文をくださった久世光彦さんの助言(?)によりカットしました。いまとなってはカットしてよかったと思っています。

――表紙のちょっとけだるいセーラー服の女子高生・・・彼女は念力姫そのものですね。一体どこからやってきたのでしょうか?

あの表紙写真は、七年くらい前に写真家の沢渡朔さんがお撮りになり、『スタジオボイス』で発表されたものです。あのモデルの子は、すでに芸能界を引退しているらしいです。

――何故か「マイ・フェバリット・コレクション」として、ピンク・レディーのレコード2枚とYMO本『OMIYAGE』が載せられていますが・・・その真意は?

担当編集者が、『念力姫』の作品の中から共通のキーワードを探した時に70年代と80年代へのオマージュというテーマが浮かんできたので、それをコンセプトに本のカラーを統一しようと考えたそうです。そこで、時代の象徴的な存在でもあり、僕の短歌にもよく出てくる「ピンク・レディー」と「YMO」の写真をデザインに使わせて頂こうという話になり、僕が持っている大量のピンク・レディー&YMOグッズの中から、デザイン上の色合い重視で「ピンク・レディー」のレコード2枚と「YMO』の写真集『OMIYAGE』が使われることになりました。なので、作品的には深い意味はありません。春頃、J-WAVEで坂本龍一さんにお会いした時、いきなりあのページをお見せしたら、「おお!」という感じで驚いていらっしゃいました。勝手に掲載してすみませんでした・・・。