東京ガール
「東京ガール」と言えば、京都のニューウェイヴ・スカ・バンド、ザ・ノーコメンツのセカンド・アルバムのタイトル(曲名でもある)ですが、スウェーデンのユーロABBA的エイス・オブ・ベース(Ace Of Base)もバナナラマのカヴァー入りアルバム『Cruel Summer』(1998年)で、「Tokyo Girl」という曲を歌っています。元ちとせとがゲスト参加したディープ・フォレスト(Deep Forest)のアルバム『Music Detected』(2002年)にて、日本盤のボーナス・トラックとして最後に収められているが、葉加瀬太郎をフィーチャリングしたインスト「Tokyo Street」。13曲目のフレンチ・エレクトロ・リヴァイヴァル系のガレオン(Galleon)による「Endangered Species」もリミックスもカッコいいです。
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カナダのSPGというレーベルから出ている『Hardest Hits』(2003年)という3枚組の80年代ニューウェイヴ系を集めた激安コンピがあります。割とレア音源が多いのですが、その中にグラマー・カルト(Glamour Cult)による「Tokyo Streets」があります。謎のグループですが、癖のあるヴォーカルのねじれたエレポップ。
ボストン出身のエレヴェーター・ドロップス(The Elevator Drops)は、アルバム『People Mover』(1997年)の裏ジャケは、渋谷の町並み。「March of the Kraftwerk Replicants」や「Theme to the Gary Newman Show」といった思わせぶりな曲に混じって、「Tokyo Techno」という曲があるんですが、別にテクノではなく、ロックです。全体的に中途半端な出来。ちなみに彼らは、「ラジオスターの悲劇」を7インチ・シングルのカップリングでリリースしています。