テクノポップ/アーティストインタヴュー

アーティスト・インタヴュー~Part 33 クリシェ~ブラジル歌謡トロニカ(5ページ目)

ブラジル音楽を母に、エレクトロニカを父に、あくまでも歌謡であるのがクリシェ流。11月19日に、セカンドアルバム『an optimist』をドロップ!したクリシェの平出さんとやなぎださんにインタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

二人の好きなもの

ミーティング中のやなぎださん
――僕がさせてもらった、G.RINAさんのインタヴューも読んでいただいたようですね。共感できるところがあるのは、確かに納得いきますね。

【やなぎだ】やなぎだはG.RINAさんのページからここにたどりつきました(すいません)。平出はもともと四方さんの読者だったみたいですよ。

【平出】ここはテクノ系がメインなんですよね?

【やなぎだ】一応タイトルは「テクノポップ」ってなってるけど、それだけではないですよね(四方さん?)。

――説明すると長くなっちゃうのですが、ご覧の通り、このサイトは大いなる独断による拡大解釈で成り立っています。改名するべきかと考えていた時期も合ったのですが、もう屋号のようなものなんで、このままやっちゃえと。

【平出】80年代初頭のニューウェーブ系が大好きなので、ここはそりゃ楽しいたらないです。

【やなぎだ】G.RINAさんの音楽は多国語を使いこなすからかもしれないですが、言葉に縛られてない気がして、すごく自由にきこえるんです。日本語を歌っていてもしつこくなくて。音も「何系!」という括りではなくて自由なとこが個人的に大ファンであります(リミックスではなくオリジナルの)。

ミーティング中の平出さん
――お二人それぞれのルーツとも考えられる、リスペクトするアーティストなどがいたら教えてください。

【平出】私はDebussy大好きです。Miles Davisも好き。うーん、最近のアーティストではやっぱRadioheadかなぁ。あれだけポピュラリティがありながら、平気で実験作を出してしまう心意気が素晴らしい。

【やなぎだ】平出さんはきりがないんですよ。これを語りはじめたら、WEBページ10ページとかでは足りないかも。よい意味で幅が広く、悪い意味でやなぎだにはよくわからない。やなぎだが、総合でたぶん一番好きなのはArto Lindsay(ソロの)。最近ではSavath + Savalasが大好き。ハモリがすごい多重なところとビートが激しくないところが。フロア向けのものはあまり好きではありません。他にはAmel Larrieux、Aluminum Group、70年代のブラジルやソウルも好きです。でもアーティスト買いはしません。好きなアーティストでも好きではないものもたくさんあります。
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