an optimist
HMVにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。――では、11月19日にドロップされる『an optimist(オプティミスト)』についてお伺いします。出だしは、タイトルトラックの「オプティミスト」ですが、短いイントロ曲でありながら、エレクトロニカ度がアップしていますね。
【やなぎだ】今後の展開を少し象徴してるかもしれないですね。
【平出】明るくも暗くもない、こういうのをもうちょい具体的に歌物で追求したいです。
――そのまま続いていく「月下香」は、かなりジャズテイストが強くなっていますね。クールです。
【やなぎだ】そう、方向がつかめないクリシェらしいというか。リスナーを裏切りまくりです(笑)。ラジオでこの曲だけ先行で流れたんですが、感想のほとんどが「今度のクリシェ新譜はアシッド・ジャズですか」といったようなものでした。全編からするとそうでもないんですけどね。
【平出】これはヴォーカル・ワークを聴いてほしい曲であります。
【やなぎだ】自分はハモリ魔なんですが、トラックがすごい増えてしまってMIXしてくれている方に嘆かれました…。
――3曲目の「いつでも」は、歌ものとしては一番ぐっと来ました。ダブ・ヴァージョンとかもあったら、聴きたいなーと思いました。作ってください(笑)。
【平出】私も今回のアルバムでは、これが一番好きです。曲的には一番、普通なのだけど…。
【やなぎだ】そうだねえ。一番歌うたってます!という感じがするかも。ダブ・ヴァージョンですか…おもしろそう。参考にして前向きに検討してみます。ダブ・ヴァージョン、リアレンジしてくれる方この場を借りて募集しちゃいましょう。