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メガネ└□-□┘ジャケ展~Part 3 メガネはインテリだ!(4ページ目)

メガネとインテリの蜜月的関係を解明。トレヴァー・ホーン先生、トーマス・ドルビー博士、アンディ・パートリッジ切れ者、菊地成孔東大非常勤講師らに見るメガネを透したインテリの美学。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

インテリやくざ風メガネ

前述のスラップ・ハッピー(SLAPP HAPPY)と言えば、スパンク・ハッピー(SPANK HAPPY)の由来ともなったバンド名ですが。第2期スパンク・ハッピーのファースト・アルバム『Computer House Of Mode』(2002年)。「インテリやくざ風」なんてタイトルをつけましたが、後にも先にも菊地成孔しか思い浮かびません。「菊池」とか表記してはいけません。お本人から指摘されて、恥ずかしい思いをしたことがあります。ジャケではありませんが、惜しまれながらもやめちゃった岩澤瞳ちゃんもメガネを着用している時があります。新メンは、Internationalにドミニク。

以前、スパンク・ハッピーのライヴでやっていたAOR的渋谷系な曲ですが、『普通の恋』(2004年)は菊地成孔 feat.岩澤瞳という名義でシングル化。このジャケではメガネ・アイコン化されていますが、やっぱりインテリやくざ風。

ジャズ・アルバム『Degustation a Jazz』(2004年)では、東大で講師などもされている菊地成孔はいわゆる定番的ナイロール型メガネを着用。このイメージが一番強いですね。ナイロールとはナイロンの糸をレンズを巻いる縁が一部ないタイプに対するHOYAの商標ですが、ほとんど通称になっています。別名、ハーフリムとかとも呼ばれたりします。縁で囲まれているとフルリム、縁なしだとリムレスですね。正確に言えば、ブロウタイプのハーフリムでしょうか。下にリムがある場合は、アンダーリムと呼ばれます。

メガネ・ジャケ展、次は「メガネはおしゃれだ!」です。

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