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アーティスト・インタヴュー~Part 23 地獄からオーラルヴァンパイア(3ページ目)

地獄からこんばんは。デビュー・アルバム『Vampire Extasy』をリリースしたばかりのオーラルヴァンパイア・・・マッド・サイエンティスト、レイブマンとわがままな吸血鬼、エキゾチカ嬢に危険を承知のインタヴュー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

――多分、お二人の音楽志向はかなり違うと思うんです・・・それがこの過剰な音楽性を生み出しているのではないかと思ったりするんですが、それぞれどのようなジャンルの音楽を聴いてきたのでしょうか?

RAVEMAN:僕はインダストリアルやハードミニマルなどゴリゴリ系でした。でも今は本当に無差別です。

EXO-CHIKA:70年代の演歌歌謡や80年代のビート演歌。女帝、美空ひばり等。

――同時に、オーラルヴァンパイアには、シネマチック・・・つまり映画的なものを感じるのですが、影響を受けた映画などありましたら、教えてください。

RAVEMAN:映画はメンバー2人の唯一の共通点であります。作品単位で色々な映画の世界観をモチーフにしていますが、全体的なイメージは「悪魔の毒々ハイスクール」「グレムリン2」「だいじょうぶマイフレンド」...即物的で無闇に楽しそうなのがいいですね。

EXO-CHIKA:それに可愛いらしい感じの。「アダムスファミリー」とか「ザ・リッパー」とか「大脳分裂」とか...

――2000年から現在まで、かなりのライヴをこなしていますね。宇宙ヤング主宰の「高橋名人のBugってナイト」などにも出演されていますが、仲のいいバンドとかは、いるのでしょうか? それとも他のバンドを怯えさせる孤高の存在なんでしょうか?

RAVEMAN:出演するイヴェントのジャンルが本当に多種多様なのでその分、交友バンドもたくさんですよ。特に音もパフォーマンスもキャラクター性が強いバンドやユニットが多いですね。好きなバンドはまとめて『口耳宴~コウジエン』という主催イヴェントに出演して頂いています。

   
――数少ないゴス系の知り合い、変なゴス系外人ロブさんにオーラルヴァンパイアのサイトを紹介したところ、えらく気に入っていました。ゴス系のイヴェントなどにも進出されているのでしょうか? 海外でもウケルのではと、ちょっと思っているんですが・・・

RAVEMAN:たまにどこで知ったのか外国の方から応援メール頂きますね。ロブさんは元々ゴスとテクノと日本が好きな人なので気に入ってくれたのでしょう。ゴス系のイヴェントにも時々出演していますが結構お客さんに圧倒されます。日本ではまだ小さいけど、パワーのあるムーブメントですよね。

――では、興味本位でエキゾチカ嬢への質問です。1)好きなブランド、2)好きな男性のタイプ、3)嫌いな男性のタイプ、4)デートをするならどこへ行きますか?

RAVEMAN:それ聞きたいな。

EXO-CHIKA:1)なんでもいいです 2)竹内力みたいな男気ある男性 3)小倉優子みたいな男性  4)地獄の底まで・・・


オーラルヴァンパイア

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