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ちなみに、「Take On Me」に出演したモートンの相手役の女性・・・結構好きなんですが、彼女は、「Sun Always Shines On TV」のプロモの冒頭に再出演しています。やはり、美形と言えば、ヴォーカルのモートンですね。楽曲的な貢献は無いものの、彼の広音域に伸びまくるヴォイスも魅力的です(調子に乗ってカラオケで「Take On Me」を歌い、無残な気持ちになった人も多いはず)。そして、所謂西洋人美形とは違うエキゾチックなモートンのルックスに惹かれてしまった貴女も多いのでは?
a-haと言えば、「Take On Me」なんですが、1985年に世界的にブレイクしたのはアラン・ターニーがプロデュースしたヴァージョン2。その1年前の1984年の10月にヨーロッパのみで発売されたシングル『Take On Me』は、New Musikのトニー・マンスフィールド(トニマン)がプロデュースした別ヴァージョンです。New Musikや彼のプロデュース作品を聴いた方なら、思わずニンマリしてしまうトニマン・アレンジが炸裂しています。個人的には、こちらのヴァージョンの方が好きなのですが、「売れる」という事を考えると、アランのヴァージョンの方が確かに正解です。でも、700万枚以上売り上げたデビュー・アルバム『Hunting High And Low』(1985年)では、トニマンはタイトル曲や「Train Of Thought」を含め7曲プロデュースしていますので、ぜひ聴いてあげて下さい。この辺は、a-haのレア・トラック集としてトニマンの12インチ・ヴァージョン(これも過剰なアレンジでいい)を含めて、CD化して欲しいものです。
ちなみにa-haは再結成されて、現在も活躍中ですが、90年代にはそれぞれのメンバーはソロ・プロジェクトでも活動しています。モートンはソロ(a-ha仲違いの原因ともされる)、ポールは妻のローレンとSavoy、マグネはTimbersoundとして。
◆せつないノーウェジアン・ポップ
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Wham!時代にジョージ(Wham!名義である場合もある)がリリースして大ヒットしたシングル『Careless Whisper』・・・日本では西城秀樹もカヴァーしていましたね。これも、素行の悪いジョージが後悔の念を歌った曲。何だか、日本の演歌に通じる曲調が日本人のハートにも訴えます。中条きよし辺りがカヴァーすればいいのでは。Wham!解散後、アンドリューはカーレーサーと成ったらしい。ソロ・アルバム『Son Of Albert』(1990年)もジョージの歌唱プロデュース(?)でリリース。そして、バナナラマのカレン・ウッドワード(KarenではなくKerenです)のハート射止めたアンドリューには、ちょっと嫉妬します。まぁ、ジョージは興味なかったでしょうが。ちなみに、セクシー★プロモとして有名なジョージの「I Want Your Sex」での彼のヘテロセクシャルぶりは、本心ではなかったんでしょうか?