テクノポップ/海外のテクノポップ

プロデューサー列伝(D・モーション編)~Part 1 ふたりのイエスタディ(2ページ目)

デヴィッド・モーション・・・多くのカヴァーを生んだストロベリー・スウィッチブレイドの「ふたりのイエスタディ」は、彼の代表作。そして、Chara、遊佐未森なども手がけた日本人アーティストのお気に入り。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

「ふたりのイエスタディ」は多くのカヴァーが存在し、特に日本人のアーティストにカヴァーされています。

■MariMari rhythmkiller machinegun
メジャー・リリースされるのは2000年のシングル『TTAGGG』のカップリングとしてですが、1994年の雑誌「米国音楽」の付録CDで「Since Yesterday」が収録されたのが最初。その後、これが、多分「ふたりのイエスタディ」の日本人アーティストによる初カヴァー。ジャケは、Cardinal Recordsから1996年にリリースされた『Since Yesterday』で、3曲目は「米国音楽」に収録されたもの。全体にゆるゆる実験チルアウト。

■Potshot
アルバム『Pots And Shots』(1997年)でスカ・パンクなカヴァー。

■Scudelia Electro
結構ベタなカヴァーが好きな人たちですが、これはアルバム『Wine, Chicken & Music』(1998年)のシークレット・トラック。

■吉川ひなの
アルバム『I am pink』(1998年)に収録されましたが、フィッシュマンズそしてMariMari rhythmkiller machinegunのメンバーでもある茂木欣一が絡んでいる。その辺からカヴァーすることになったんでしょう。

■Tommy february6
トミフェブの第1弾シングル『Everyday At The Bus Stop』(2001年)でカヴァーされましたが、詳しくはめがねっ娘トミフェブを参照。

■Moonwalk
Potshotなどと同じ、アルバム『MARGINAL POLARITY』(2001年)に収録のパンク系カヴァー。バンドは既に解散しました。

正式リリースはありませんが、Strawberry Switchblicco(ストロベリー・スウッチぶりっ子?)という日本人の女の子デュオが日本語で勝手にカヴァーし、ジルにデモテープを送りつけたとの事。ちゃんとリリースしてほしいですね、こういうの。

それから、現在鋭意製作中のPOP ACADEMY RECORDSからの第2弾『FUTURETRON RECYCLER』でも、某アーティストがカヴァー予定なので、また報告します。
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