【キャスト】
ヴァージニア・マドセン(Virginia Madsen)
『エレクトリック・ドリーム』での彼女、本当に愛らしいです。チェロを弾きながら笑う表情なんか・・・もう、うるうるです。1963年9月1日にシカゴに生まれる。お兄さんは、同じく俳優のマイケル・マドセン。タランティーノの出世作『レザボア・ドッグス』(『キル・ビル2』にも)、最近では『007~ダイ・アナザ・デイ』にも出演していました。結構、地味な役どころが多いです。ヴァージニアは大女優にはなれなかったですが、映画やTVでコンスタントに女優として活躍しています。僕には、やはり清純なイメージのヴァージニアなんですが、汚れ役も余裕でこなす脱ぎっぷりのいい女優でもあります・・・複雑な気持ちです。
僕はてっきり、『エレクトリック・ドリーム』以降に脱いでしまったと思っていたのですが、それは浅はかな考えでした。その1年前、1983年の映画『Class(恋のスクランブル)』(ジャケはamozon.comのDVD版ですが、リンクはamazon.co.jpのVHS版)で、女子高生の脇役で既に豊満な胸を露にしています。『Pretty In Pink(恋人たちの街角)』のアンドリュー・マッカーシーのデビュー作でもあり、ロブ・ロウ(『オースティン・パワーズ』での若き日のナンバー2で好演?)、ジャクリーン・ヴィセットなどと共演した映画でもあります。
『エレクトリック・ドリーム』と同年にヴァージニアは、『Dune(砂の惑星)』にも出演しています。しかし、それほど清純派路線を歩むことなく、『Creator(クリエイター)』(1985年)、『Slam Dance(スラムダンス)』(1987年)そして『The Hot Spot(ホット・スポット)』(1990年)などの映画でも割とお気軽に脱いでいます。『ホット・スポット』でヴァージニア(右)は、マイアミ・ヴァイスのドン・ジョンソン(中)、ジェニファー・コネリー(左)との共演。ちょっと微妙ですが、日米合作映画『刺青 IREZUMI』(1994年)では、仲村トオルら、石橋凌、ついでのお兄さんのマイケルと共演しています。
レニー・ヴォン・ドーレン(Lenny Von Dohlen)
『エレクトリック・ドリーム』のマイルズは、レニーにかなりはまり役だと思います。一見ドジなんだけど、夢があって、よく見ると結構いい男(特に澄んだ青い目)。しかし、男前すぎることも無く、嫌味でもない。1958年12月22日にジョージア州オーガスタに生まれる。ヴァージニア以上に彼も一流俳優とは言いがたいのですが、地道な俳優人生を歩んでいます。
『エレクトリック・ドリーム』での主演後、レニーは、『Billy Galvin』(1986年)や『Dracula's Widow』(1989年)では準主役級の役を貰ったりしていますが、僕が彼と再会したのは、1990~1991年のTVシリーズ『ツインピークス』。レニーは、ハロルド・スミスという引きこもり青年(中年?)役。ローラ・パーマーの信頼できる友人ですが、最後は自殺を遂げます。また、映画版『ツインピークス : ローラ・パーマー最後の7日間』(1992年)にも登場します。
1991年のTVドラマ『Love Kills』では再びヴァーニアと共演しています(見たこと無いので、見たいです)。比較的最近では、ジョン・ヒューズの人気シリーズ作『ホーム・アローン 3』(1997年)で、犯罪集団の1人(上から2人目)として出演しています。
◆Lenny Von Dohlen Unofficial Fan Page
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