Soulwaxとしての活動
彼らのSoulwaxとしての最新アルバム『Much Against Everyone's Advice』(2001年)です。海外では、PIAS RECORDINGから1999年のリリースされたものですが、日本ではavexが発掘してくれたようです(トラックは一部違います)。と言うことは、avexが2 many dj'sをリリースする可能性があるのか? ちょっと皮肉ですね。内容の方はと言えば、2 many dj'sとは180度違うクッキー・シーン的オルタナ系ですが、ヘヴィー・ロックだったり、ビートリッシュ・ポップ(元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナーな参加しています)だったり、ジャンル的には混沌としています。個人的偏見大ですが、ボーナス・トラックのリミックス2曲、「Conversation Intercom」と「Too Many DJ's」の方が、圧倒的にいい。エレクトロ的な要素を加えることによって、かえって彼らの持ち味が出ていると感じます。
01. Conversation Intercom
02. Saturday
03. When Logics Die
04. Much Against Everyone's Advice
05. Overweight Karate Kid
06. Proverbial Pants
07. Salty Knowledge of Tears
08. Flying Without Wings
09. More Than This
10. Too Many DJ's
11. Temptingly Yours
12. Scream
13. Funny
14. Conversation Intercom (Vocoder Interremix)
15. Too Many DJ's (Malibu Remix)
16. Cut Some Slack (Live)
ラウド・ギター炸裂のロックと言える「Much Against Everyone's」をリミックスでシングル・カットした『Much Against Everyone's Advice』(2000年)。
アルバムにも収録の2 many dj'sのDJユニット名の由来となったと思われるシングル『Too Many DJ's』(2000年)。DJカルチャーに対する、彼らなりのシニカルな見解とも言える。ニック・カーシャウ(Nik Kershaw)の「Wouldn't It Be Good?」も収録。
シングル『Conversation Intercom 2』(2002年)ですが、『Conversation Intercom 1』もあります。「Conversation Intercom」は、ロック魂が感じられるアルバムの1曲目でもある。2曲目のリミックスは、Ladytronによるもの。
う~ん、本音を言うと・・・やっぱり2 many dj'sとしてのディワーラ兄弟の方が圧倒的に魅力的です。
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