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ポップ裏街道~Part 2 元祖!バスタードポップ(4ページ目)

バスタードポップのルーツとしてのグランドマスター・フラッシュなどのエレクトロ勢、そして奇行を繰り返すKLF・・・ミノーグ姉妹、Vitamin Cまでメジャー昇格バスタードポップへと。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

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ブート上がりマッシュ・アップ第2弾は、シングル『Don't Wanna Lose This Feeling』(2003年)に収録のマドンナの「Into The Groove」と掛け合わせた「Don't Wanna Lose This Groove」。なお、両方マッシュ・アップとも日本盤の『Neon Night』にボーナストラックとして収録。こうなりゃ、全部マッシュ・アップのリミックス・アルバムを出してください、ダニーちゃん。

シュガーベイブの成功を意識したのか?アトミック☆キトゥン。と言っても、これはバスタードポップかカヴァーか意見が分かれるシングル『Be With You』(2002年)。CDには、当時ディスコでかかりまくったELOの「Last Train To London(ロンドン行き最終列車)」の改作(adaptation)とあります。そして、オリジナルからサンプリングもしています。確かにELOはオリジナルのサウンドを再現するのは難しいかも。バスタードカヴァーとでも位置付けましょう。

こちらは、Vitamin Cのシングル『Last Nite』(2003年)。Summer Sonic 2003で来日したストロークス(The Strokes)の「Last Nite」とブロンディーのディスコ・クラシック「Heart of Glass」をマッシュ・アップ。ストロークスは、マッシュ・アップのネタとしても重要な存在で、「A Stroke of Genius」という有名なネタがありますが、何れ解説します。ブロンディーと同じニューヨーク出身の結構ポップなガレージ・ロック系のバンド。

この「Last Nite」は、合法マッシュ・アップとしてストロークスとブロンディーの許可が得られています。結果、ガレージっぽいディスコ・・・ディスコパンクに生まれ変わりました。そして、Vitamin C(4人いるようにい見えますが、一人です)は、元はEves Plumというパンク上がりのダンスポップ系シンガーです。

まだまだございますバスタードポップ。2 many dj's、Freelance Hellraiser・・・

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