【相似形4】容祖兒(ジョイ・ヨン)
この記事を書いている最中に、Masaさんという方から日記の感想メールにてもう一人の相似形が判明しました。
結果、
日本⇒片瀬那奈⇒「GALAXY」(日本語)
香港⇒ジョイ・ヨン「DUN DUN DUN」(北京語)
ラトヴィア⇒Ladybird⇒「Dangerous To Me」(英語)
タイトルを変えて聴かないと分からないように、同じ曲をここまで堂々と使いまわしてくれると、圧巻です。この曲は、ジョイ・ヨンのアルバム『一個人的情歌』(2002年)の最初の曲として収録されており、プロモ・ヴィデオもあります。発売時期は、他二つ(12月)よりも微妙に早い2002年10月。他がカヴァーというより、同時進行していて単に発売が早かったのか? そして、片瀬那奈とジョイ・ヨンは、avexのレーベル・メイト。侮れないavex(英皇唱片)です。
ジョイ・ヨンは、1980年6月16日香港生まれ。1995年にビッグ・エコーのカラオケ大会で優勝したとの事ですが、ビッグ・エコーってグローバルなんですね。テレビ、映画、CMなどで活躍する女優業の傍ら、2000年に『EP』でデビューし香港で長者番付女性タレント部門で第3位になるほどのトップ・アイドルの地位を築く。前述のアルバムは、休業明けの初めての北京語アルバム。
【セクシー度】★★
多分、3人の中では一番歌唱力がある。北京語(広東語でもいっしょだけど)だからそう聴こえるのかもしれませんが。ジョイ・ヨンの活動の全てを知っているわけでないので、「Dun Dun Dun」のプロモ・ヴィデオからの印象ですが、コスチュームに露出度とサイバー度が足りない。変なイケメン系が出てくるのも減点対象。
【ディスコ度】★★
3人全て、アレンジャーが違うのですが、どれも同じように聴こえます。元がディスコ曲として出来上がっているんでしょう。でも、アルバム『一個人的情歌』で、唯一ディスコで聴くのに値するのは「Dun Dun Dun」のみです。他は、ごくごく普通の中華ポップス。
【リヴァイヴァル度】★
特筆すべき要素はない。
結果、ジョイ・ヨンのカイリー度は低いことが判明。カイリーの相似形はまだ続く。
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