テクノポップ/テクノポップ関連情報

アーティスト・インタヴュー~Part 15 ELEKTEL~未来型電子ポップ(5ページ目)

未来型電子ポップ・ユニット、ELEKTELは『Space Travel with Teddybear』をひっさげて12月20日にアルバム・デビュー! ELEKTELの3人にインタヴュー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

最後にキュートなMamikoさんです。

――MamikoさんがELEKTELに加入した経緯について教えてください。Mamikoさんは、ほとんどネットでお名前を見かけないので、ネットでの出会いではないと思うんですけど。

その通りです(笑)! 私とメンバーとの出会いは、ネットとは全く関係ないところでした。2000年の夏にpolymoogさん、その年の冬にウエハラさん、それぞれライブイベントの会場でお会いし、「はじめまして」と声の聞こえる(?)ご挨拶をしました。

――ELEKTEL加入前は、何か音楽活動していたんですか?

もともと私はクラシックのピアノソロで活動をしてたのですが、バンドミュージシャンやDJのお友達が多かった影響で、ライブハウスやクラブによく出掛けていました。そのうち自分でもオリジナル(ピアノと打ち込みによるインスト)を作って演奏をするようになり、短い活動期間でしたが、この間に様々なジャンルのアーティストとの出会いがありました。

そうそう!先程の質問に繋がりますが、その頃参加していたソワレさん(シャンソン歌手として超活躍中!)がオーガナイズされていたイベントではpolymoogさんとお会いすることが出来ましたし、後、polymoogさんがオーガナイズされたイベントでは、ウエハラさんとお会いすることにもなりました。まさに一期一会!

また、大学では音楽科と別に演劇科がありましたので、演出家さんや役者さんとの出会いもあり、自主制作映画の音楽や舞台音楽にも携わってきました。この経験は現在の作曲活動に強く繋がっています。

――Mamikoさんがよく聴く音楽、好きなアーティストは何なんでしょう。余計な質問ですが、もしよければ、好きな男性のタイプについても聞かせてください。

ええと...お気に入りはいろいろあるのですが。とりわけ最近は映画音楽をよく聴いています。ちなみに今のBGMは17世紀のクリスマスソング。(『Angeles & Sheherds - A 17th Century Christmas』) 映画音楽ではありませんね(笑)。バッハ、ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル、スティ-ヴ=ライヒ、エンニオ=モリコーネ、ジョルジュ=ドリュ-、ニーノ=ロータ、A.C.ジョビン、坂本龍一、菅野よう子、湯山昭さんなどの作曲家、指揮者ではピエール=ブーレーズ(現代音楽の弁護士なんて呼ばれる作曲家でもあります)が好きです。ピアニストではグレン=グ-ルド、即興演奏はキース=ジャレット。

他、UNDERWORLDのセカンド・アルバムやCHEMICAL BROTHERS、FATBOY SLIM、Basement Jaxxなどをきいて御機嫌に踊ったり(笑)、blueのラウンジへ出掛けて、ジャズシーンの音楽を楽しんだりもしています。もちろんエレキテルのアルバムは標準装備で(笑)! っというわけで、いろいろややこしい私が好む男性のタイプは、ずばり、シンプルな人! あと、度胸があればすてき(笑)!
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