次は、polymoogさんです。
――実はpolymoog webは、polymoogさんにお会いする前から見ていたんです。FILMSや岩崎工に関する記述がある数少ないサイトでしたから(笑)。1997年からですから、polymoogさんもウェブマスター活動長いですよね。きっかけは?
96年頃からMac Biginners Diary、Mac News Network、Mac News 4U、Macintosh Garden等のサイトを毎日見ていましたので、当初はMac系日記サイトとして始めました。まだ日本語サイトそのものが少なかった時期でもあり、これらのサイトを運営している方々とも色々と交流を持つようになりました。
その後は日本ではでは党の発起人になる等、ジョークサイト的な更新をしていましたが、次第に音楽の話題を扱ったり、過去の楽曲を公開し始めました。「ネットデビュー」ですね(笑)。
Webサイトでは詳しく触れてませんが、実は岩崎工さんには相当思い入れがあります。岩崎さんと言えばCM音楽で有名ですが、そのオシャレでカッコいい音楽に憧れました。雑誌の付録で付いていた、岩崎さんが演奏をされているソノシートも大事にとってあります。 ファースト・アルバム『Meet The Beat』は是非再発してほしい名盤だと思います。
――ELEKTELに加入した経緯は何だったのしょう? サイトでの出会いからですか(笑)?
その通りです(笑)。「ASTRO WEB(現ASTRO NOTE)」で知りました。 ウエハラさんもこちらのWebサイトを知っていたようで、しばらくはメールのやりとりをしている程度の関係でした。その頃、Mac系のお友達と一緒にDJイベントでもやろう、という話しになり、ウエハラさんにゲスト出演を交渉してみたところ「それなら一緒に何かやって下さい」という話しになりました。
この時の「お友達」がELEKTELのライブでもVJをしてもらっている青梅街道派 VJ Faction Bleuで、今回のジャケットも青梅街道派の樋口さんに担当してもらっています。
――「QUICK JAPAN」に載っていた覚えがありますが、青梅街道派とはどのような集団なんでしょう?
青梅街道派はイベントでのVJの他、菊地成孔さんのSPANK HAPPYのPVや、CMなどの映像制作も行っており、樋口さん、USSYさん、岸さん、さぬがさん、ゆみさんらの映像班だけでなく、DJ Koumeさん、TGVのクドウハルヲさん、今回のアルバムにも参加しているjellyfishのトモコさんらも音楽班として名を連ね、イベントの主催など多彩な活動を行っています。勿論、ELEKTELも全員青梅街道派のメンバーです。