そんな柔い80年代では満足できないというニューウェイヴ野郎には...
『DJロマンポルシェ。のNEW WAVE愚連隊 Vol.1(洋楽編1)』(2002年)は、ライナーノーツも充実のロマンポルシェによる超マニアックかつダークな選曲。強引に、Napalm Deathもニューウェイヴ! ロマンポルシェは、ドナ・サマーというよりBronski Beat+Marc Almond版の『I Feel Love』のゲイなカヴァーを披露。
『DJロマンポルシェ。のNEW WAVE愚連隊Vol.3(洋楽篇2)』(2002年)もドロドロに濃い! ロマンポルシェはNew Orderのエレクトロ・ディスコ・アンセム『Blue Monday』の超脱力系へなへなカヴァーをしています。かなり聴き取り不明の歌詞が、ニューウェイヴの真髄です。
テクノ系DJにはニューウェイヴの影響を受けた人達が多いですが、このアンドリュー・ウェザーオールもその一人。彼がコンパイルした『andrew weatherall nine o'clock drop』(2000年)、ファクトリー、ミュート系を中心のマニアックなセレクション。
70年代末期のポップ・グループ、スリッツなどのポスト・パンクも含めたイギリス的ニューウェイヴ・オムニバス『In The Beginning』(2002年)。実験的だったころのヒューマン・リーグも。