テクノポップ/テクノポップ関連情報

ジャケ美術館~Part 3 ピエール&ジル展(3ページ目)

ロシア構成主義に続き、ジャケ美術館ではフランスの桃色両想いピエールとジルの作品を展示します。不気味なかわいさを楽しんでください。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

V.A.『Frenchy but chic』(1994年)
ヴァージン・フランスからリリースされたフレンチ・テクノポップ集。「Frenchy but chic」とは、「ROCK & FOLK」というロック雑誌にあった連載記事のタイトルで、New York DollsのDavid Johansenのソロ・アルバム『Funky but chic』から来ています。以上CDブックレットからの抜粋です。

廃盤ですが、中古で見つけたら「買い」です。これを聴けば、80年代初頭のフレンチ・ニューウェイヴ・シーンが実感できます。LIO、Etienne Daho、Rita Mitsouko等の比較的有名どころから、マイナーなMathematique Modernes、Tokow Boysとか16曲詰まっています。ジャケに写っているのは、誰か知らないけど、HeleneとStephane(タイトルは「Les Amoureux de Paris」)。

Erasure『WILD!』(1989年)
イギリス・チャート一位のアルバムです。表ジャケではなく、裏ジャケ(作品のタイトルは「Les 2 Militaires」)では、ヴィンスとアンディが仲良く兵士になって固まってます。



Marc Almond『Enchanted』(1990年)
Marc Almond『A Lover Spurned』(1990年)
どうやら、Marc君はピエール&ジルのお仲間のようです。上記のアルバム・ジャケ以外にもMarie Franceとのツーショットとか数点の作品があるようです。
最近ではMarc君、avexのトランス系、System Fとのコラボレーション作『Soul on Soul』とかやってます。Soft Cellは18年ぶりに再結成し、ニューアルバム『Cruelty Without Beauty』を8月21日にリリース予定。

ニナ・ハーゲン『Revolution Ballroom』(1993年)
ロキシー・ミュージックの Phil Manzaneraがプロデュースした作品。ボンデージ・ファッションが似合いますね。ケバケバ・パンクの印象が強い、ニナ・ハーゲンですが、公式サイトに掲載のちょっとイメージ・チェンジした妖艶なニナ・ハーゲンもよろしいです。


他、ジャケは保有していませんが、フレンチ・ガールパンク、Les Calamités『Vélomoteur』なんかもあります。

はまりませんか? ピエール&ジルの世界。

【関連リンク】
外国のロシア構成主義展
日本のロシア構成主義展
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