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最近の食べ物系メガヒットと言えば、1999年のNHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」から生まれた『だんご3兄弟』(速見けんたろう/茂森あゆみ/ひまわりキッズ)ですね。
今どき、『だんご兄弟』のCDを勧めても、誰も買わないと思いますので、ここでは、DANGO★キッズの『決定盤!テレビこどもの歌』を紹介します。DANGO★キッズによる『だんご3兄弟(キッズ・バージョン)』に加え、酒井司優子と東京放送児童合唱団による『コンピューターおばあちゃん』なんかも収録してる、全22曲のいかした童謡集です。
酒井司優子(当時、児童合唱団員)が歌ったオリジナルのシングル『コンピューターおばあちゃん』(東芝EMI)は、1981年にNHKの「みんなのうた」から生まれた、坂本龍一が補作曲・編曲・プロデュースをしたテクノ童謡の金字塔。
ただ、編曲者はレーベルによって変わりますので、教授のでなきゃ駄目だと言う人は、東芝EMIからリリースされているヴァージョンを探すか、『テクノ歌謡~東芝EMI編』を買ってください。でも、そんなこと子供は気にしないと思います。中学生テクノ・バンドのコズミック・インヴェンションが、もともと歌っていました。そして、B面は、坂本龍一、自らの『フォト・ムジーク』です。
こちらは、メガまで行きませんが、オリコン2位まで行ったビッグヒットと呼べる任天堂ゲーム・キューブのソフト『ピクミン』 のCM曲、ストロベリー・フラワー(友妻タケシ+わたなべともえ)の『愛のうた~ピクミンのテーマ』です。これも、拡大解釈すれば、食べ物系です。
ピクミンは、野菜のような不思議系生命体で、「今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる」と歌っていますから。『およげ!たいやきくん』にも通じる、食べられるものの悲哀感があります。中澤ゆう子の座右の銘「弱肉強食」です。その辺が、子供だけでなく、競争社会に生きる大人にもアピールしたようです。
やっぱり、ヒットすると調子こいちゃいます。3月27日に、ストロベリー楽団による『ピクミンダンス』をリリースしちゃいます。オリジナルは、アコースティクなアレンジですが、こちらはテクノ・ヴァージョン。でも、正確にはどうやらパラパラ系みたいです。お姉さんも、お父さんも、お母さんも、お子さんも、家族みんなで楽しめるように、マーチ・ヴァージョンや音頭ヴァージョンも収録のようです。