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ちょっといいにくいんだけど……ムーンライダーズ(以下、ライダーズ)は凄そうに見えないけど、凄いバンドです。
チャートにランク・インするようなシングルやアルバムのセールスはないけど、25年も継続している。それは、凄いことだと思います。大貫妙子、奥田民生、鈴木慶一、宮沢和史、矢野顕子のメンバーでの『LIVE Beautiful Song』(2000年)が、もしかするとライダーズのメンバーが入っているレコードとしては、一番セールスがよかったのかも。2002年も、この5人で3月26日の仙台を皮切りに、全国主要都市にて10のコンサートが予定されています。
でも、斉藤哲夫の『いまのキミはピカピカに光って』のように、人に書いてあげた曲は、時おりヒットしますけど。この宮崎美子のポーズを見てくらくらとくる貴方、きっと同世代です。ライダーズとしての継続の経済システムが、出来上がっているのだと思います。インフレもなければ、デフレもない、安定経済です。
去年の年末から、僕は久しぶりにライダーズ・モードに入っています。そのきっかけは、『ロック画報06~ムーンライダーズ特集』。ライダーズを知らない人にも、かなり知っている人にも、彼等の4分の1世紀の歴史を辿った、お勧めできる充実の内容です。
鈴木慶一とムーンライダーズの『火の玉ボーイ』(リマスター+ボーナス・トラックで再発)とあがた森魚の『ヂパングボーイ』と矢野顕子の『ジャパニーズガール』の2兄弟+1妹的アルバムが、シンクロナイズしていた事が判ります。7曲入りスペシャル・サンプラーCDも付いてくる。1月号のストレンジ・デイズも、インタヴュー、アルバム・カタログを含めたムーンライダーズ特集をしていました。
僕は家にBSデジタル受信装置がないので、残念ながら見ていないのですが「鈴木慶一とキタキマユのグレイトフル・カフェ」という番組がBS朝日にて2000年の12月から2001年の9月まで放送されていました。
YMO人脈ともかなりダブるゲスト(かなり年長)とトークを繰り広げます。レコード・コレクターズの11月増刊号として、書籍化もなされました。岡崎友紀の『Do You Remember Me?』のカヴァーでデビューしたキタキマユですが、おいしいポジションもらってますね。