テクノ歌謡の醍醐味。それは、発掘することにあります。まだまだ、埋もれた名(迷)テクノ歌謡は存在します。全然テクノ歌謡的イメージがなかった有名シンガー、泡沫的アイドル、誰も知らない超マイナーなミュージシャン等。まぁ、中にはディスコ歌謡、ユーロビート歌謡(Hi-NRG歌謡とも言う)と呼ぶべきものも多いですが…。
僕自身、テクノ歌謡の発掘にかなりの労力を費やしてきましたが、ここでその発掘方法を経験に基づいて伝授いたします。方法によってはギャンブル性があり、外れることも多いので、あまり高いのは買わないほうがいいと思います。
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この方法が一番コスト・パフォーマンスが高いですね。テクノ歌謡の逆襲~Part 1でも紹介しましたP-VINEレコードからリリースの『テクノ歌謡コレクション』(写真右は宣伝用チラシ)を先ずは揃えましょう。レコード会社毎に合計8タイトルのリリースがされています。正統派テクノポップと呼ぶべき曲もありますが、自分で発掘するには大変なテクノ歌謡音源も多数収録されています。
同じくP-VINEよりリリースされている『おしえてアイドル』にも、テクノ歌謡と呼ぶべきアイドル歌謡が含まれています(確率は25~50%程度)。現在まで、「リクエスト編」3枚を含めて合計13タイトルがリリースされています。「ビクター編」「テイチク編」等はテクノ歌謡度が高いです。全体的に80年代後半の作品になると、どちらかと言えばユーロ歌謡と呼ぶべきものも多いですが。ポニーキャニオンの『80’sアイドルJAPAN』、ビクターの『Idol Dance Number』(廃盤)等のアイドル・オムニバスも要チェックです。まずは、80年代系アイドル・オムニバスを見つけたらチェックしてみる事ですね。