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他の要チェックすべきフレンチ・タッチ系としては、以下のアーティストが挙げられます。ダフト・パンクの在籍するVirgin Franceからは、80年代的エレクトロ・リヴァイヴァル系Cassius、ダウンテンポ~ラウンジ系Air(Summer Sonicで来日)。前述のModjoに加えてBosco、Grand Popo Football Club(GPFC)、Gwingo、Superdiscount、Dimitri From Paris等です。
Boscoのヴォコーダー全開の『Satellite』は、アンジェリナー・ジョリーが主演するゲームから生まれたアクション映画『トゥームレイダー』のサントラにも使用され、アルバム『Action』(写真左)にはSparks兄弟が作詞とヴォーカルで参加しています。
GPFCのアルバム『Shampoo Victims』(写真右)にはB-52’sのFred Schneiderがゲストとして参加しており、リヴァイヴァル・エレクトロとしても注目。両方ともテクノポップが好きな人にも十分楽しめる内容です。
あとフランスではないですが、ニューヨーク出身のハウス系DJであるRoger Sanchezの『First Contact』もテクノポップ直系としてお勧めです。
ある意味では、ダフト・パンクを中心としてプレイク中のフィルター・ディスコですが、世界中のムーヴメントとなっている模様です。以下のフィルター系のオムニバスもリリースされています。先ずは、Tommy BoyからリリースされたRobbie Riveraがミックスしたオムニバス『FILTERED; The Best Of Filtered Dance』(写真左:輸入盤のみ)。ジャケ買いしてしましそうな素晴らしいジャケなのですが、裏面が見せられないのが残念です。Stardustに始まり、オーストラリアのMadison Avenueに終わる15曲入り。驚いたのは、アメリカのエレポップ・バンドのInformation Societyがいつの間にかフィルターをやっていたことです。
また、日本でもavex、Epic、Universal、Warnerによる4社合同企画のフィルター系を中心とした今時ディスコものを集めたレーベル・オムニバス『nouvelle discotheque』シリーズ(写真右はavex版)も8月にリリースされています。Mirwais、Modjo、Bosco等のフレンチものから世界中のフィルター系が堪能できます。
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