07. Madonna:初めてのハッピィーバースディ
マドンナに「これは、コンセプト的にも私のアルバムに入れたかった!」と言わしめたカントリー(カントリー娘。)meetsテクノ(ヘリウム石川)なアンヴィヴァレント・チューン。彼女のヒット曲『Music』を踏襲する2-Step的アレンジにヴォコーダー・ヴォイスの完全クラブ仕様。プロデュースは、引き続きフランス・テクノ界のフィクサーとして活躍する元Taxi GirlのMirwais。
08. ダモ鈴木(ex-Can):バイセコー大成功!
「このアヴァンギャルドな曲は、なんなんだ!」と叫んだ元Canのヴォーカリストは、カラオケBOXに飛び込んで、この曲を歌い上げて録音したとても低予算のカヴァー。でも、ジャーマンロックに聴こえる。つぎはEE JUMPの『おっととっと夏だぜ!』をカヴァーすると宣言している。
09. アネーカ(Aneka):上海の風
中華風エレポップ歌謡の名曲『Japanese Boy』(そう、日本と中国が混同されてる)のヒットを飛ばしたアイドル歌姫、アネーカが中澤ゆう子のこの中華歌謡を見事にカヴァー。『チャイニーズ・ボーイ』のタイトルでカヴァーした元サンデーズの山口由佳乃もコーラスで参加。
10. New Order:Never Forget
Ian Curtis卒業を記念してつくられた『Ceremony』から経つこと20年。満を持して発表されるこのナンバー、どこか『Ceremony』を彷彿させる曲調。DVDにもJoy Divisionナンバーが収録されてますが、FUJI ROCKではそれらのJoy Division曲に続いて演奏され、大いに感動を呼びました。ギターを軽く掻き鳴らしながらちょっと軽めに唄うバニー。ラストの「シャラララララ~」というリフレインの繰り返される箇所では思わず泣き出しそうになりました。できたらライヴ・ヴァージョンのほうが良かった。
11. E.B.T.G.+ Style Council:I Wish
これはTracey ThornのヴォーカルとMick Talbotのハモンドをフィーチャーしたなかなかの傑作。憂いを帯びつつもソフトに軽く唄うシミジミ感がいい。惜しむらくは青筋立てて「人生ってすばらしいー」とシャウトするPaul Wellerのヴォーカル。ウド鈴木もギター弾いてます。ん?ウドじゃないって?なんだBen Wattかー!
12. Sigue Sigue Sputnik featuring Hotei:青いスポーツカーの男
ちゃんとしたギターが入るとカッコ良く聴こえるものですねえー!Giorgio Moroderも久々にプロデュースを買って出る。
13. Jimmy Somerville & Marc Almond:恋愛レボリューション21
『I Feel Love』に続く強力タッグコンビが贈る恋愛革命ソング。これは傑作になるに違いない! バックを務めますは、Gabi Delgado(元DAF)、Holly Johnson(元Franky Goes To Hollywood)、Pete Burns(今もやっているDead Or Alive)など豪華な面々。
14. Limahl (ex-Kajagoogoo):甘いあなたの味
そんな、モー娘。の曲はないって?これは、柴田率いるメロン記念日のデビュー曲です。同じ境遇で苦労した元Kajagoogoo(Duran Duranの弟分と呼ばれていた)のLimahlが思いを込めて歌い上げる感動のカヴァー。ロマンポルシェの掟ポルシェ氏が、「ちゅくしょう、俺が先にやりたかった!」と地団太を踏む。
以上、希望と言うか妄想でした。モー娘。(楽曲)勉強家、ヤマネ☆ヒサヲさんにのご指導も頂きました。まだまだ、妄想は続きます。次週のニュースレターでは、続編を。これは、貴方をニュースレターに勧誘する手口です。皆さん、引っかかってくださいね。
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