コンテンツ名 | コンテンツ/カテゴリー説明 |
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ブラック('82~'90) | 70年代後半における空前のディスコ・ブームを起爆に黒人のみでなく白人の中にも同様な音楽スタイルを演奏する者も現れ始め‘ソウル=黒人’といった定義が通用しなくなった事を機に、暫定的に黒人のポピュラー・ミュージックを定義する為に作られた音楽カテゴリー。<ブラック・コンテンポラリー>とも呼ばれる。 (関連アーティスト)ピーボ・ブライソン/フレディー・ジャクソン/ルーサー・ヴァンドロス/アトランティック・スター/シェリル・リンetc |
R&B('90~) | 「60年代後半からの公民権運動及び70年代後半からのディスコ・ブームを経る事によってアメリカ国内及び世界にて或る一定の社会権と経済的基盤を獲得した黒人達が次に目指したものが、彼らのアイデンティティー及びそのルーツとなる≪アフリカン・アメリカン≫を誇示する事であった。 そしてそれは彼らの文化的創造物の代表たる音楽に誇示され、ジャンルとしての確固たるアイデンティティー獲得の為に“R&B”というキーワードが用いられるようになった」とされる音楽カテゴリー。 よって現在使われる<R&B>とは単に記号であり<リスム&ブルース>とは訳さない。 (関連アーティスト)R.ケリー/ディアンジェロ/ボーイズIIメン/メアリーJ.ブライジ/TLC etc |
その他の分類法 | |
地域による分類 | フィラディルフィアから生まれたメロウでメロディアスなサウンドが特徴のR&Bのスタイル<フィリー・ソウル>や、ゴスペルやブルースと直結したアメリカ南部のスタイル<サザン・ソウル>、60年代にモータウンを中心としてブームになった<ノーザン・ソウル>、など各地域の特徴にてグルーピングされる分類方法。 |
スタイルによる分類 | アフロ・アメリカンの人権獲得を目的とする60年代の「公民権運動」とリンクして広まった<ニュー・ソウル>、ヒップホップ的トラック・プロダクツ・スタイルを導入した<ヒップホップ・ソウル>(90年代初期)、90年代のメインストリーム・サウンドのカウンターとして出現したニュー・ソウル的なクリエイティビティーの追求とオリジナリティー回帰を目的とする<ニュー(ネオ)・クラシック・ソウル>(90年代中期)、そのネオ・クラシック・ソウルから更に覚醒して完全なる新世代のサウンドとして新たに認識される<オーガニック・ソウル>(90年代後期)等そのスタイルにてグルーピングされる分類方法。 |