マレーシアの手仕事が光る工芸品
お手頃なアジアン雑貨に比べるとやや値は張りますが、マレーシアが誇る工芸品の数々は、そのディテールに手仕事の技が光ります。旅の思い出として自分へのお土産に、また大切な人へのギフトとしておすすめです。今回は、中でも使い勝手のよいアイテムを選びました。
工芸品1 ピューターのインテリアグッズ
フォトフレームは定番人気。110リンギットくらいから見つかります
風水をかたどったペンダントは1つ100リンギット
マレー半島で産出されるスズを原料とした合金、ピューター。ピューターを使用したアイテムは、錆びにくく手入れも簡単です。やや値段は張りますが、マレーシア旅行の思い出に、また家族へのギフトにいかがでしょう。いくつかあるピューターブランドの中でも、高い品質を誇るのが
Royal Selangor(ロイヤル・セランゴール)。カップなどのキッチン用品や、アクセサリー、インテリア用品などバリエーションも色々です。シンプルな写真立ては、誰にでも喜ばれること間違いなし! 新作(2009年12月現在)では風水をかたどったペンダントが人気のようです。
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Royal Selangor Starhill
(
ロイヤル・セランゴール スターヒルギャラリー店)
住所:Starhill Gallery 181, Jalan Bukit Bintang(
スターヒルギャラリー内1階), Kuala Lumpur
TEL :(03)2144-5282
営業時間:10:00~
その他の支店はこちらから
工芸品2 ババ・ニョニャのテーブルウェア
手前のポットで約190リンギット。色合いが可愛らしい
多民族国家・マレーシアならではのお土産がこちら。マラッカや、ペナン島に多く残る文化の一つにババ・ニョニャ文化があります。マレーと中国の文化が混ざり合って生み出された独特な文化です。繊細なビーズ刺繍をほどこしたクバヤ(ブラウス)やサンダルなども代表的なババ・ニョニャ文化ですが、おすすめなのはテーブルウェア。絵柄はいかにも中国らしいモチーフだけれど、色彩はキュートなパステル調というミックス感覚が特徴です。街にある中華系の雑貨店で手に入ります。特によく見かけるのがマラッカ。いわゆるアンティークは高価なので、手頃なレプリカを狙いましょう。
クアラルンプール市内では、やはり
Central Market(セントラルマーケット)内にレプリカを扱う店が何軒かあります。