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小さな体に溢れる才能~永崎翔インタビュー(3ページ目)

永崎翔の2nd.シングルが素晴らしい。タイトル曲「春もよう」の名曲具合は、ユーミンの「春よ、来い」を引き合いに出しても大げさではないだろう。小さな体のどこにあんな才能が?それが知りたくて話を聞いた。

執筆者:常木 晴亮

東京マンスリーLIVEも決定!

ガイド:
春もよう
『春もよう』
トレード・マークの赤ペグとまっすぐな視線が印象に残るジャケットは、イラストやフォントも素敵
この「春もよう」と「ここが今僕の街」は今、僕にとってはひとかたまりではずせないものなんです。いずれアルバムが出た時に、これらがどう入るのか(入らないのか)まだ分からない訳ですけど、その時にどう聴こえるかも楽しみは楽しみ。でも今はこの2曲は2つでひとつなんです。

そうすると次は当然LIVEに期待したくなる訳ですが、なんでも東京のマンスリーが決まったそうで。

永崎:
そうなんですよ!これはちょっと続けていきたいと思っています。

ガイド:
楽しみですねぇ。(改めてプロフィールを見て)LIVEといえば、中野督夫(センチメンタル・シティ・ロマンス)さんの前座ってどういった経緯だったんですか?

永崎:
ずっとお世話になってたLIVEハウス(JACK LION)のオーナーさんがセンチと知り合いで、その関係で1回前座を演らせていただいたら気に入ってもらえたみたいで、東京に出てきた後も何カ所か御一緒させていただきました。告井さん※にギターの事を教えてもらったりとか。

※ 告井さん
告井延隆(つげい のぶたか)。センチメンタル・シティ・ロマンスのリーダー/ヴォーカリスト/ギタリスト。アコースティック・ギター1本でビートルズを完コピする驚愕のソロ作『SGT.TSUGEI'S ONLY ONE CLUB BAND』は必聴(レコミンツPET SOUNDS RECORDで買えます)


ガイド:
……やっぱり1985年"生まれ"じゃなくて1985年"デビュー"なんじゃないの?

永崎:
(笑)会社の方とお話する時なんてもう、いかに新人らしいフレッシュさを出していくか、そればっかりですよ!

■ 2009年3月16日 新宿 よしもとアール・アンド・シー にて

×   ×   ×

さぞかし孤立した子供時代を過ごして、それが一層音楽に向かわせたのだろうという私の読みも「漫才コンビ」であえなく霧散。

若者らしい揺るぎない自信と少しの不安、若者とは思えない作家性と自己プロデュース能力。そういったあれこれが小さな体の中に収まりきらない!そんな魅力に溢れる人でした。

記事中に出てくるマンスリーLIVEは渋谷 HOMEで毎月第3木曜日に行われるそう(記念すべき第1回は4月16日!)。そして名曲「春もよう」は、桜が散るのに併せて忘れられてしまうのはMOTTAINAIなと思っていたら、日本テレビ系「億万笑者!~S-1バトルへの道~」エンディングテーマのタイアップが決定したそうです。良かった。


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