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東京来襲!スキマノザラシ(3ページ目)

スキマノザラシの素晴らしいLIVEパフォーマンスが東京で見られるという事が“特別な事”では無くなりつつある今日この頃。今回は、その部分を強力にバックアップする男、曼荼羅株式会社 藤崎博治氏に話を聞いた。

執筆者:常木 晴亮

聴かせるべき相手は、LIVEハウスの外にいる

キイ
スキマノザラシ 『キイ』
LIVEとは別物の魅力をパッケージすることに成功した1st.アルバム(関連記事はコチラ
ガイド:
藤崎さんがスキマノザラシを推す理由って、言葉に出来ますか?

藤崎:
う~ん……「華」かな。プロもアマも含めてもう何千何万と見てきたわけだけど、以前はね、“以前は”よ、僕が誉めるバンドは売れなかったの。時代とのマッチングっていうのもあっただろうし。自分で言うのもなんだけど、自分の感覚っていうのも磨かれてきてるんじゃないかな。お客さんが5人のアーティストだって凄いと思ったら凄いって言えるよ、今は。

スキマノザラシは今磔磔で毎週演ってるよね、でも正直言って入ってないじゃないですか。チケットは1ドリンク付いて2千円位だよね。見に来るお客さんは30代から40代位が中心だと思うけど、それは払えない金額じゃないはずなんですよ、絶対。

俺だったら毎週見に行くもの。LIVEだから毎回違うでしょ、生ものだし。だからそこまでの必然性がないのよ、まだ。そこが今のスキマノザラシの限界だと思うし、そこに対してこのお店がどこまでバックアップ出来るのかっていう所ですね。

でも場所は磔磔やGBがあるけど、聴かせるべき相手はもっと……外にいる様な気がするんですよ、LIVEハウスの外に。やっぱりここに来る人間って特別だから。もっと日常の中で、こういう所に足を運ばない人達の方がミズカミの唄、スキマノザラシの音楽を欲してると思う。だから早くそういう人達に届くようにしたいんです。

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