ジャズ界には都市伝説がいっぱい?
某局の深夜番組で火がついた「都市伝説」ブーム。ジャズ界には昔から多くの都市伝説が存在します。あなたも良く知るあのミュージシャンにもこんな都市伝説が……有名なものからそうでもないものまで、ジャズの歴史を彩る都市伝説を集めてみました。マイルスとモンク クリスマスセッションの伝説
マイルス・デイヴィス『バグス・グルーヴ』 1954年12月24日のマラソン・セッションでのタイトルチューン「バグス・グルーヴ」が有名な本作。マイルス・デイヴィス (tp), パーシー・ヒース (b), ケニー・クラーク (ds), ミルト・ジャクソン (vib), セロニアス・モンク (p)という布陣は当時もっとも豪華なメンバーといえるだろう。 |
当日、スタジオに集まったメンバーはマイルス・デイヴィス (tp), ミルト・ジャクソン (vib), セロニアス・モンク (p), パーシー・ヒース (b), ケニー・クラーク(ds)。ビバップからハードバップへの移行期であったジャズシーンを支えていた錚々たるメンバー。
年齢的にはもっとも若手だったマイルスがこの日のセッションリーダー。1曲目「ベムシャ・スウィング」の録音が終わったあと、事件は起こりました。
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