ホワイトデーに贈る　ボサノバＣＤ推薦盤(2ページ目)

■小野リサ
日本を代表するボサノバシンガー。TVコマーシャルなどで、その歌声を耳にされている方も多いと思う。歌、ギター共にボサノバの雰囲気を存分に楽しませてくれる。お勧め盤は最新盤の『QUESTA BOSSA MIA...』。ジャケット写真のイメージそのまま、リラックスした時間を提供してくれるアルバムだ。
オフィシャル・ホームページ　http://www.msap.net/LISA/

■渡辺貞夫
言わずと知れた日本が誇るジャズミュージシャン。氏もまた、その長い音楽活動で、ボサノバミュージシャン達との共演が印象的である。メロディアスなアルトサックスの旋律が、ボサノバのリズムにぴたっとはまる。お勧めは『ヴィアジャンド』。こちらも最新作で、ブラジル音楽に対する思いを、ナベサダ流に表現している。
オフィシャル・ホームページ　http://www.sadao.com/

■ジョー・ヘンダーソン
少々番外編になってしまうが…モダンジャズの巨人、テナーサックス奏者のジョー・ヘンダーソンにも触れておこう。ジャムセッションなどでよく演奏されるボサノバのほとんどはジョビンの曲であるが、それ以外で最も多いのがジョー・ヘンダーソンの“ブルーボッサ”と“リコーダミー”（『ページワン』収録）。この曲は本来のボサノバとは多少かけ離れが、ボサノバをジャズミュージシャンのフィルターにかけるとこうなるという名演だ。