『バラード
』 コルトレーンの「バラッド」と呼ばれている本作は、癒し系ジャズの元祖ともいうべきバラード集。乾いたテナーサックスの音が、心地よく響くジャズの超名盤。また、先月発売された『フォール・イン・ラヴ・ウィズ・トレーン』は、このアルバムには収録されていないバラードも多く含む、コルトレーンバラードのコンピレーションCDで、こちらもお勧め。ジャズ入門にもってこいのアルバム。 |
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『ウィズ・ストリングス』 25歳でこの世を去った天才トランペッター、クリフォード・ブラウンのバラード集。こちらも癒し系ジャズの元祖。アドリブプレイは程々に、ピアノトリオとストリングスをバックにスタンダードのメロディを朗々と謳いあげる。こんなことを言ったらお叱りをうけるかもしれないが、私はいつも1曲目をとばして聴いている。カラッと明るいバラードが魅力的な本作に、1曲目は少々異色かと…。 |
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『リラクシン』マイルス・デイビス 癒されるかどうかは難しいところだが、ジャズの中ではかなりリラックスして聴けるマイルスの逸品。タイトルの『リラクシン』はリラックスして演奏しているという意味であろうが、こちら側も気持ちよく聴けるジャズだ。ジャズ入門者、またはマイルス入門者に是非お勧めしたいアルバム。 |
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今回紹介できなかったCDも多くありますが、皆さんはどんな癒し系愛聴盤をお持ちですか?是非聞かせて下さい。ご意見ご感想もお待ちしております。 | ||
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