文章: 佐久間 啓輔(All About「ジャズ」旧ガイド)


写真提供:立川ハーフトーン

皆さんはジャムセッションに行ったことありますか?「しょっちゅう行ってるよ」という方はほんの一握りで、「一度行ってみたいのだけど、勇気がない」という方がほとんどでしょう。

そこで今回は全国のライブハウス13

店舗にうかがった、ジャムセッションの様子をレポートしてみたいと思います。いざジャムセッションへ!

ジャムセッションとは、最低限の決め事で人と演奏すること。おのずと即興がメインとなります。最低限の決め事とは通常、曲名とキー。それだけで楽しめる準備をしておかなければいけませんね。

参加方法は店によって違ってきますが、通常は店に入るとノートがあるので、名前と楽器を記入します。これで演奏希望の表明になります。初心者の方は「初心者ですので宜しくお願いします」と一筆入れておくのもよいでしょう。進行の方が配慮してくれると思います。あとはドキドキしながら名前を呼ばれるのを待つだけ!
※入店の際に、他のお客さんにジロっとにらまれる事があるかもしれません。これは常連客が他の常連客を待ちわびている時の習性で、私もついやってしまうことがあります。不安な気持ちにならないで下さいね。

名前を呼ばれたら「ハイ!」と返事をして、ステージに上がりましょう。編成は進行役が決めますので、ステージ上のメンバーで曲とキーを相談します。「宜しくお願いします」の一言を忘れずに。曲は演奏者全員の知っている曲にするのが鉄則ですので、自分のレパートリーをどんどん提案してみて下さい。ボーカルの人は、自分のキーに移調した譜面を配るだけでOK。ただし#の多いキーはなるべく避けましょう。

何曲演奏できるかは時間と参加人数で決まります。3曲出来なかったら運が悪かったと思って下さい。

どんな曲をやるの?という疑問が最大の壁でしょう。そこで今回、全国ライブハウス13店舗に聞いてみました! よくやる曲ベスト10を発表します!・・・とその前に。キーがFとBbのブルースは必須です。『ナウズ・ザ・タイム』『ビリーズ・バウンス』『ストレート・ノー・チェイサー』『バグズ・グルーブ』『テナー・マドネス』『ブルー・モンク』あたりのメロディはいつでも演奏できるようにしておきましょう。それでは10位から!

10位 『サテン・ドール』
エリントンの名曲。ボーカルの人が選ぶことが多いでしょう。

9位 『イパネマの娘』
ボサノバの定番ですね。これも比較的ボーカルの人が選ぶことが多いと思います。

8位 『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』
中級者向けでしょうか。リズムがチェンジするところを上手く表現できるとかっこいいです。

次ページでいよいよ1位の発表!>