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皆さんはジャムセッションに行ったことありますか?「しょっちゅう行ってるよ」という方はほんの一握りで、「一度行ってみたいのだけど、勇気がない」という方がほとんどでしょう。 そこで今回は全国のライブハウス13 |
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店舗にうかがった、ジャムセッションの様子をレポートしてみたいと思います。いざジャムセッションへ! ジャムセッションとは、最低限の決め事で人と演奏すること。おのずと即興がメインとなります。最低限の決め事とは通常、曲名とキー。それだけで楽しめる準備をしておかなければいけませんね。 参加方法は店によって違ってきますが、通常は店に入るとノートがあるので、名前と楽器を記入します。これで演奏希望の表明になります。初心者の方は「初心者ですので宜しくお願いします」と一筆入れておくのもよいでしょう。進行の方が配慮してくれると思います。あとはドキドキしながら名前を呼ばれるのを待つだけ! 名前を呼ばれたら「ハイ!」と返事をして、ステージに上がりましょう。編成は進行役が決めますので、ステージ上のメンバーで曲とキーを相談します。「宜しくお願いします」の一言を忘れずに。曲は演奏者全員の知っている曲にするのが鉄則ですので、自分のレパートリーをどんどん提案してみて下さい。ボーカルの人は、自分のキーに移調した譜面を配るだけでOK。ただし#の多いキーはなるべく避けましょう。 何曲演奏できるかは時間と参加人数で決まります。3曲出来なかったら運が悪かったと思って下さい。 どんな曲をやるの?という疑問が最大の壁でしょう。そこで今回、全国ライブハウス13店舗に聞いてみました! よくやる曲ベスト10を発表します!・・・とその前に。キーがFとBbのブルースは必須です。『ナウズ・ザ・タイム』『ビリーズ・バウンス』『ストレート・ノー・チェイサー』『バグズ・グルーブ』『テナー・マドネス』『ブルー・モンク』あたりのメロディはいつでも演奏できるようにしておきましょう。それでは10位から! 10位 『サテン・ドール』 9位 『イパネマの娘』 8位 『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート』 |
文章: 佐久間 啓輔(All About「ジャズ」旧ガイド)