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【速報】Summer NAMMで新登場 Roland/EDIROLの新製品

米国で7月22日より開催されているSummer NAMMでRoland/EDIROLが新製品をいろいろ発表しています。国内正式アナウンスを前に各製品を簡単に紹介しましょう。

藤本 健

藤本 健

DTM・デジタルレコーディング ガイド

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっとこの分野を追ってきましたが、技術の進歩に伴いPCでできる音楽制作の幅はどんどん広がってきています。その長い経験と技術知識を元に、DTM・デジタルレコーディングのノウハウや情報を分かりやすくお伝えしていきます。

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7月22日から米国のインディアナポリスで開催されている楽器関連の展示会、Summer NAMMにおいて、各社から新製品が発表されています。すでにメルマガのほうでもニュースとして扱ってきた AbletonのDAWソフトLive5をはじめ、Steinbergのベースシンセ、Virtual Bassist、MakeMusic!の譜面ソフトAllegro 2005などなどですが、Roland/EDIROLもまたいろいろな新製品が発表されています。

日本語での詳細や国内での発売日程、価格など具体的なアナウンスはまだ出ていませんが、とりあえずSummer NAMMでの情報を元に、どんな製品がリリースされたのか、簡単に紹介してみましょう。

エントリーユーザー向けDAW、SONAR Home Studio 4/XL


SONAR Home Studio 4
Cakewalkの初心者向けDAW、Home Studioの最新版、SONAR Home Studio 4。ユーザーインターフェイスが一新され、SONAR 4ベースのカッコいいデザインになっている
初心者向けのDAWとして定番のHome Studioがようやくリニューアルされました。現行のCakewalk Home Studio 2004および2004 XLはユーザーインターフェイスがSONAR2ベースであったため、見た目のデザインや操作性という面で、ちょっと見劣りしていましたが、それがようやくユーザー・インターフェースを一新。SONAR 4の顔になるとともに、エンジンもSONAR 4ベースのものを搭載しています。また画面をよく見ると、SONAR 4ともちょっと異なり、GarageBandっぽいというのでしょうか、より初心者に分かりやすい感じのものになっています。ちなみにSONAR Home Studio 4とSONAR Home Studio 4 XLはDAWとしては同じものですが、XLにはいくつかのプラグインやライブラリが追加されています。具体的にはビンテージアナログシンセのSquare I DXi、SoundFont2などに対応するソフトサンプラーのPowerfx Dyad DXi samplerおよびそのライブラリ、ドラムマシンのRXP DXi、強力なリバーブのReverb XLおよび、アシッタイズされたループデータなどです。
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